下総龍角寺再考一最新の発掘調査から一
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開催報告
内容報告 成果など
東アジア都城・シルクロード考古学研究所は、會津八一記念博物館および奈良文化研究所との共同主催の形でシンポジウム「下総龍角寺再考-最新の発掘成果から-」を開催した。本シンポジウムは、會津八一記念博物館で9月20日~11月15日に開催された「下総龍角寺」展、および早稲田芸術週間2022の関連イベントとして企画したもので、対面・オンラインのハイフレックス方式で実施した。当日は、東アジア都城・シルクロード考古学研究所が2015年に実施した下総龍角寺の発掘調査の成果に基づき、考古学・文献史学・美術史学・建築史学の内外専門家、学生を中心に研究発表を行った。シンポジウムの開催によって、龍角寺の最新の研究成果を総括するとともに、古墳時代から古代へという歴史的転換期の実態を地域研究の立場から再検討する成果を上げることができた。本シンポジウムの成果を踏まえて、今後は龍角寺の正式な発掘調査報告書、および研究論集を研究所として刊行する予定である。
開催概要
- 開催日時:10月16日 (日)10:00~15:35(開場9:30)
- 開催場所:小野講堂
- 開催目的:
早稲田大学が戦前より継続して調査している古刹・龍角寺の最新の調査成果を元に、地域における龍角寺の意義と今後の学術的課題について様々な分野の研究者と共に考察する。 - 参加人数:会場参加先着120名、オンライン参加無制限(現在は終了しております。)
- 共催:早稲田大学會津八一記念博物館/東アジア都城・シルクロード考古学研究所/奈良文化研究所
- 後援:総合研究機構