【エネルギーフォーラム賞】第44回受賞作の決定
2022年12月~2023年11月に刊行された書籍を対象に第44回「エネルギーフォーラム賞」の各賞が2024年3月5日の選考委員会において決定いたしましたので、お知らせいたします。
・普及啓発賞:
「世界資源エネルギー入門 主要国の基本戦略と未来地図」
平田 竹男 著(東洋経済新報社刊)
【選評】大学の講義テキストに使われ、一般教養としてわかりやすく解説している。教科書として優れた書。
<受賞者略歴>(執筆当時)
平田 竹男(ひらた・たけお)
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科教授、早稲田大学資源戦略研究所所長
1960年大阪生まれ。横浜国立大学経営学部卒業、ハーバード大学J.F.ケネディスクール行政学修士、東京大学工学博士(環境海洋工学専攻)。1982年通商産業省(現経済産業省)入省。在ブラジル日本大使館一等書記官、通商政策局資金協力室長、資源エネルギー庁石油天然ガス課長等を歴任。ブラジル大使館在任中の1992年には第1回国連環境開発会議(地球サミット)の日本事務局に勤務するなど早くから地球温暖化・環境問題に取り組んできた。2002年に日本サッカー協会に転職し、専務理事就任。2007年より早稲田大学に資源エネルギー関連の講義を開設、15年以上にわたって全学部を対象とした講義を行っている。2013年から2021年まで安倍晋三政権及び菅義偉政権において内閣官房参与(資源戦略担当)。主な著書に『サッカーという名の戦争』(新潮社)、『野球を学問する』(桑田真澄氏との共著、新潮社)、『スポーツビジネス 最強の教科書』(東洋経済新報社)がある。