本学では、全学的なFDセミナー「Faculty Café」を実施しています。2024年度のテーマは「大学教育の多様性、包摂性」です。
5月17日開催の第1回は、東京大学の福留 東土先生にご登壇いただき、「学士課程教育における探究型・協働型学習の追究―多様性・包摂性の関係から―」についてご講演いただきます。
学士課程教育における探究型・協働型学習の追究―多様性・包摂性の関係から―
近年の大学改革において多様性と包摂性の促進が重視されています。このような動向はなぜ起こっているのでしょうか?また、この動きは大学や高等教育に何をもたらすのでしょうか?大学と教育を取り巻く諸課題は社会や政治・経済の動向を受けて変遷します。目の前の課題を所与のものと認識するのではなく、その意味を自覚的に意識し、時に批判的に捉え返すことが、主体的な大学経営と教育を実現する上で重要です。今回の講演では、多様性と包摂性の重視がもたらす意味について、いまひとつ大学教育を巡る重要課題となっている探究型・協働型学習の実践と関連付けながら、参加者の皆さんと一緒に考えたいと思います。
【日時】 2024年5月17日(金)17:00-18:30
【開催】 ZOOMによるオンライン
【対象】 大学教員、大学職員、大学院生
【申込】 お申込みフォーム
【申込期限】2024年5月17日(金)12:00
※当日はZoomのライブ文字起こし機能で、画面上に自動字幕を表示することが可能です(Zoom画面下の字幕ボタンよりご利用ください)。
皆様のご参加をお待ちしております。
当日の流れ
開会挨拶: |
川島 浩平 |
早稲田大学 大学総合研究センター 副所長、スポーツ科学学術院 教授 |
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司会: |
井上 史子 |
早稲田大学 大学総合研究センター 教授 |
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講演: |
福留 東土 |
東京大学 大学院教育学研究科 教授 |
講師プロフィール
2003年、広島大学大学院社会科学研究科国際社会論専攻、比較高等教育研究コース博士課程を修了。一橋大学, 大学教育研究開発センター専任講師、広島大学, 高等教育研究開発センター准教授を経て2013年より東京大学大学院教育学研究科准教授、2019年より教授、現在は東京大学総長特任補佐、大学院教育学研究科総合教育科学専攻専攻長、国際交流センター長。専門は比較大学論。
【問合せ先】
大学総合研究センター
E-mail:watac[@]list.waseda.jp