2023年度のFaculty Caféテーマは「教育のデジタル化と大学授業」です。7月7日(金)開催の第2回は、愛媛大学の中井俊樹先生にご登壇いただき、「大学のカリキュラムとデジタル化 ~授業担当者と組織の役割~」についてご講演いただきます。
大学のカリキュラムとデジタル化 ~授業担当者と組織の役割~
個々の授業において教員はさまざまなデジタル技術を活用するようになりました。デジタル技術を活用することで、学生がいつでもどこでも学習できるなど、これまで困難であった学習環境を実現することができました。このような個々の教員の取り組みに加えて、大学がデジタル技術を組織的に活用することができれば、学生の学習をより豊かにする可能性があります。特に大学におけるカリキュラムは、学問の自由のもとで各大学に大幅な裁量がゆだねられています。たとえば、ある特定の学期に遠隔授業を集中的に配置すれば、学生は留学やフィールドワークの機会をより活用することができるでしょう。本話題提供では、教育のデジタル化についてカリキュラムとして何ができるのかを検討し、今後の授業担当者と組織の役割を考えます。
【日時】 2023年7月7日(金)17:00-18:30
【開催】 ZOOM
【対象】 大学教員および大学職員
【申込】 お申込みフォーム
【申込期限】2023年7月7日(金)12:00
【当日の流れ】
開会挨拶:森田 裕介(大学総合研究センター 副所長、人間科学学術院 教授)
司会:井上 史子 (大学総合研究センター 教授)
講演:中井 俊樹(愛媛⼤学 教育・学⽣⽀援機構 教授)
講演会中にZOOMのブレイクアウトルームを用いたグループディスカッションを行います。質問はチャットにて随時受け付けます。
皆様のご参加をお待ちしております。
講師プロフィール
中井 俊樹(なかい としき)
愛媛⼤学 教育・学⽣⽀援機構 教授。専⾨は⼤学教育論、⼈材育成論。1998年に名古屋⼤学⾼等教育研究センター助⼿となり、同准教授を経て2015年より現職。⽇本⾼等教育開発協会会⻑、⼤学教育イノベーション⽇本代表、⼤学教育学会理事を経験。「⼤学SD講座」、「⼤学の教授法シリーズ」、「看護教育実践シリーズ」のシリーズ編者。そのほかの著書に、『カリキュラムの編成』(編著)、『⼤学教員準備講座』(共著)、『成⻑するティップス先⽣』(共著)などがある。
【問合せ先】
大学総合研究センター
E-mail:watac[@]list.waseda.jp