自律的な学習者を育むルーブリックを作成してみよう
学生は自分のレポートやプレゼンテーションの課題にどう気づくことができるのでしょうか?学生自身の課題を発見する力を高めたい、自律的な学習者を育みたい、そんな思いを抱えておられませんか?ルーブリックとは、学習目標の達成度を判断し、学生の学びを促すため、【評価の観点(規準) 】と、観点の尺度を数段階に分けて文章(記述語)で示した【評価の基準】から構成される評価ツールです。本セミナーではルーブリック評価の基礎的な情報や活用事例をご紹介した後、〈ルーブリック〉を作成いただきます。
ルーブリックの作成はレポート評価やプレゼンテーションの評価に役立ちます。授業を担当されていない教員および職員の方々も、奮ってご参加ください。
※教員の方々に関しては、可能であれば事前に、今回のワークショップでルーブリックを作成する科目を1つ選んでおいてください。授業を担当されていない教員は、今後担当される予定の授業をイメージしておいてください。
講師プロフィール
岩﨑 千晶(いわさき ちあき)
関西大学 教育推進部 教授、教育開発支援センター副センター長。日本教育工学会理事。日本教育メディア学会理事。大学教育学会代議員。
専門は教育工学(高等教育における学習環境デザイン)。関西大学総合情報学研究科修士課程修了後、富士ゼロックス株式会社での勤務を経て、関西大学総合情報学研究科博士課程後期課程に入学・修了。博士号(情報学)を取得。京都外国語大学での勤務を経て現在に至る。以来、「大学生の学びを育む学習環境のデザイン」をテーマに研究を続けている。最近では、学生スタッフを活用した学習支援、ライティングセンターにおけるチュータリング、ラーニングコモンズのデザイン等に関する研究に取り組んでいる。主な著書は、岩﨑千晶編著『大学生の学びを育むオンライン授業のデザイン(関西大学出版部)』『大学生の学びを育む学習環境のデザイン ―新しいパラダイムが拓くアクティブ・ラーニングへの挑戦―(関西大学出版部)』等。
【当日の流れ】
司 会:蒋 妍(大学総合研究センター 講師)
挨 拶:川島 浩平(スポーツ科学学術院教授、大学総合研究センター副所長)
ワークショップ:岩﨑 千晶(関西大学 教育推進部 教授、教育開発支援センター副センター長)
講義(25分) | |
ワーク(85分) | ルーブリック作成 35分 |
グループ内で確認 20分 | |
質疑応答・修正 15分 | |
発表・コメント 15分 |
【日時】 2023年1月17日(火)16:30-18:30
【開催】 ZOOM
【対象】 早稲田大学教職員(非常勤講師含)
【申込】 MyWaseda Application Form
皆様のご参加をお待ちしております。
【問合せ先】
大学総合研究センター
E-mail:watac[@]list.waseda.jp