早稲田の奨学金制度の充実ぶりは入学前から知っており、進学にあたっても大きな決め手になりました。「大隈記念奨学金」に2 度採用されることができ、大学から認めてもらえたという実感とともに、大学を代表する奨学金の受給者であるというプライドも芽生えました。学業へのモチベーションも高まり、自然といろいろな場面でリーダーシップをとっていこうと思えるようになるなど、単に経済的な支援があるということ以上の変化を感じています。
現在、意欲的に取り組んでいるのはMRI 検査の基礎理論である核磁気共鳴（NMR ）に関する勉強で、この手法を用いた解析系の研究をしてみたいと思っています。また、カリフォルニア大学サンディエゴ校への短期留学を経験するなど、奨学金のおかげでいろいろなチャンスを活かそうという姿勢になれました。大隈記念奨学金をはじめ多くの奨学金は、校友の方々からの寄付等によって成り立っています。残りの学生生活をさらに有意義なものにして社会で活躍できる力を身につけ、将来は自分も同じ形で母校に恩返しがしたいですね。
川勝 一斗 Kawakatsu Kazuto
京都市立堀川高校出身
基幹理工学部 電子物理システム学科3年
※掲載情報は2017年度内の取材当時のものです。
