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安易な再開発より地域住民が主役のまちづくりが目標

私は地元が大好きで、人口減少社会でも活気のあるまちづくりに興味を持ちました。人間科学部を選んだのは、建築に加え、人口構成や福祉といった暮らしに関わる課題までを幅広く学べるからです。授業では、住民を具体的に想定し、その人に合った生活空間を設計する「建築空間表現演習」のほか、まちづくりにおいて、年齢や身体的特徴などの多様な属性を考慮する視点が身につく「地域福祉論」も履修。それぞれの人が過ごしやすく、魅力的に感じる建物やまちづくりは容易ではないことを実感しました。
3年次からは、環境心理や環境デザインの視点から建築や都市を考える佐藤将之先生のゼミで学んでいます。学童保育施設が抱える設備や地域交流に関する課題への提案や、過疎の町の活性化に取り組む事業者の見学など、フィールドワークも多く実践的な学びが中心です。授業やゼミでの経験を通じ、まちの魅力は建物よりも地域の住民から生まれるのではと考えるようになりました。そうした魅力あるまちづくりのためには、新たな建物を作る再開発のみならず、地域住民の暮らしやコミュニティーを活性化させることが大切だと思っています。


溝口 開人 Mizoguchi Kaito

長野県伊那北高校出身
人間科学部 人間環境科学科 3年

※掲載情報は2021年度内の取材当時のものです。

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