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早稲田大学とUCLAがスポーツ科学・障害学をテーマにジョイントシンポジウムを開催
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- Fri, 30 Oct 2026
2026年10月15日(木)、早稲田大学東伏見キャンパスにおいて、スポーツ科学学術院の中澤篤史教授をコーディネーターとして、「2026 Waseda-UCLA Joint Symposium」を開催しました。当日は、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)から関係者を迎え、本学の学生・教職員をはじめ、延べ100名を超える参加者が集まりました。シンポジウムでは、スポーツ科学と障害学を軸に、研究者や大学院生による講演・研究発表、ポスターセッションなどが行われました。会場では9時30分から17時まで、4つのセッションが設けられました。

本シンポジウムは、早稲田大学におけるスポーツ科学研究と、UCLAにおける障害学研究との連携を通じ、障害者スポーツを対象とした学際的な研究のさらなる発展を目指して企画されたものです。また、両大学の研究者・大学院生の交流を深め、新たな共同研究につながる契機を生み出すとともに、大学院生に国際的な環境で研究成果を発表する機会を提供するという教育的な目的も掲げられました。
UCLAからは、Assistant Vice ProvostのLeigh Harris氏、LecturerのFred Ariel Hernandez氏、博士課程のYuriko Matsuo氏が参加しました。プログラムでは、Leigh Harris氏によるUCLAでの障害学教育に関する講演、Fred Ariel Hernandez氏によるUCLAにおけるスポーツと障害をめぐる研究・レクリエーション・コミュニティに関する講演、Yuriko Matsuo氏によるダウン症のある人々とその家族の加齢をテーマとした研究発表が行われました。

本学からは、スポーツ科学学術院の研究者および大学院生が登壇しました。Session Iでは、広瀬統一教授が、神経発達に関わる特性を持つ子どもたちの身体活動、他者とのつながり、社会参加について講演しました。Session IIでは、本学スポーツ科学研究科博士課程の田中航希さんが、日本における障害学の研究動向と今後の研究の可能性について発表しました。
また、Session IIIでは、本学卒業生であり、パラリンピック金メダリスト、現在スポーツ庁長官の河合純一氏を迎え、「スポーツを通じて誰もが自分らしく生きられる社会へ」をテーマにご講演いただきました。河合純一氏からは、パラスポーツを見るさまざまな視点や障害の社会モデル、パラリンピックが目指すものなどを取り上げながら、スポーツを通じたインクルーシブな社会のあり方についてお話しいただきました。
午後のSession IVでは、大学院生によるポスターセッションを実施しました。本シンポジウムでは、大学院生が積極的に研究発表に参加し、UCLAをはじめとする研究者から意見を得ることも教育的な目的の一つとして位置付けられており、ポスターセッションでは、言葉の壁を感じさせないほど活発な議論が交わされました。こうした交流を通じて、両大学の研究交流をさらに深める機会となりました。

今回のシンポジウムでは、スポーツ科学と障害学という異なる専門領域を横断し、研究者、大学院生、政策に携わる関係者がそれぞれの立場から知見を共有しました。スポーツや身体活動と障害をめぐる多様な研究・実践について議論することで、両大学の学術交流をさらに深める機会となりました。
スポーツ科学学術院では、今後も海外大学との教育・研究交流を推進し、スポーツ科学のさらなる発展と、国際的・学際的な研究交流の促進に取り組んでまいります。
