Mathematics and Physics Unit “Multiscale Analysis, Modelling and Simulation”, Top Global University Project早稲田大学 数物系科学拠点

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留学レポート:ピサ大学

物理学及応用物理学専攻 博士課程の富岡健太さんが、2023年4月から2024年3月までCotutelle Programのもと、ピサ大学に留学しました。このプログラムはスーパーグローバル大学創成支援事業による支援を受けて実施されたもので、現地では富岡健太さんの研究テーマに基づき、早稲田大学JA教員でもある、同大学のProf. Vladimir Simeonov Gueorguievより、研究指導および論文指導が行われました。

1. 滞在場所

ピサ大学, イタリア.

2. 滞在期間

2023年4月11日から2023年7月2日 (83 日間).
2023年9月28日から2024年3月12日 (167日間).

3. 目的

Vladimir Simeonov Gueorguiev教授のもとに訪れ,非線型微分方程式(特に非線型分散型方程式)について学び,研究する.

4. 主なホスト教授

Vladimir Simeonov Gueorguiev教授 (ピサ大学).

5. 研究活動

Kenta Tomioka, The vanishing dispersion limit of the Schrödinger-improved Boussinesq system and its first approximation, A three-day Dispersive Meeting in
Pisa, 08-10 February 2024 (Italian time), Pisa University (Italy), 10 February 2024 (Italian time).
(Web site) https://pagine.dm.unipi.it/forcella/dispersive_days_02_2024.html

“主な研究対象は非線型分散型方程式(系)の解析です. 例えば,非線型シュレディンガー方程式やザハロフ系,クライン・ゴルドン・シュレディンガー系が興味の対象です. 特に,解の挙動(散乱や安定性,解の爆発の問題)について研究を行っております.”([1]).いくつかの研究結果を部分的に得られました.

6. コメント

小澤徹教授とVladimir Simeonov Gueorguiev教授に感謝を伝えたいです. Cotutelle Programによってピサ大学で研究活動を行えたことは小澤徹教授とVladimir Simeonov Gueorguiev教授のおかげです. ありがとうございます. さらに,石崎由香利さんや早稲田大学の関係者,日本学術振興会にはたくさんの援助を行って頂いたため感謝を伝えたいです. 特に,1回目の渡航([1])は主に早稲田大学の支援を頂き,2回目の渡航(今回の渡航)は主に日本学術振興会(DC2)の支援を頂きました. 最後に,Cotutelle Programに関わってくれた人や出会った人のすべての方々に感謝を伝えたいです.

7. 写真

Pisaの街の様子や風景、食べ物全て私の記憶に残っています。

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