拠点リーダー 創造理工学部 総合機械工学科 教授
滝沢 研二
早稲田大学数物系科学拠点は量子力学、量子数学、生物物理、流体数学とそれらの数値解析に対して質の高い研究をし、高い影響力を持っています。そしてこれらの分野において世界的にみて多くの成果を有する研究グループといえます。私たちは、この高い研究や影響力を継続するために、理工学術院の研究科において、横断的に研究教育を行えるように、博士後期課程を設置しています。この博士後期課程の学生らと、数学を基盤とするような幅広い研究領域、そして異分野協働研究を実施しています。そして現在、先に挙げた研究のみならず新しい研究を開始し実績を作っています。本拠点の第2ステージとして、早稲田大学全体における数学を基盤とする研究に携わる研究者が一堂に会することができるよう、理工学術院のみならず政治経済学部などとの連携を強化していく考えです。これまで柴田良弘教授が築き上げてきた数物系科学拠点の質の高い研究を引き継ぎ、そして今後も助言をいただきながら、新しい数物系拠点を発展させていきます。