日本流体力学会主催で開催された第36回数値流体力学シンポジウム(2022年12月14日~16日)において、滝沢研究室のメンバーから出品された映像が“ベストCFDグラフィックス・アワード”の第1位と2位に選ばれました。
SGU数物系科学コース生の徐兆京さん(創造理工学研究科 総合機械工学専攻)と劉 洋さん(創造理工学研究科 総合機械工学専攻)がそれぞれ第1位と第2位の受賞作品の制作に携わりました。
【第1位】非対称トレッドパターンを有する乗用車用タイヤの空力解析
本映像は、非対称トレッドパターンを有するタイヤまわりの流れ・接地面近傍の溝内流れを可視化しています。NSVGMG法 およびST-SI-TC-IGA法 を使用することで複雑なトレッドパターンであっても一貫した格子生成および流体解析を実現しています。
(制作者)
掛上 剛(早稲田大学)、倉石 孝(ライス大学)、徐兆京(早稲田大学)、金子隆太郎(早稲田大学)、滝沢研二(早稲田大学)、Tayfun E. Tezduyar(ライス大学/早稲田大学)、Poonboon Lawsirirat(早稲田大学)
【第2位】Carrier-Domain Method for high-resolution computation of time-periodic long-wake flows
本映像は、時間周期的な長周期流れの高分解能計算のためのキャリアドメイン法(CDM)を用いてレイノルズ数100の円柱を通過する2次元流れを計算したものです。
(制作者)
劉 洋 (早稲田大学)、滝沢 研二(早稲田大学)、Tezduyar Tayfun E. (ライス大学/早稲田大学)、倉石 孝(ライス大学)、張 雨菲(早稲田大学)