当数物系科学拠点メンバーである早稲田大学理工学術院教授の熊谷 隆先生が令和7年秋の叙勲にて紫綬褒章を受章しました。
春秋叙勲について
国や公共のために功労のあったかた、社会の各分野において優れた行いのあったかたなどに対し、国として勲章や褒章を授与してその功績を顕彰する制度です。
紫綬褒章は科学技術分野における発明・発見や、学術及びスポーツ・芸術文化分野における優れた業績を挙げた方に授与される褒章です。
熊谷 隆先生の受賞コメント
日本の確率論・確率解析学は、伊藤清先生に始まり、世界をリードする多くの優れた研究者を輩出してきました。私自身の貢献は微々たるものではありますが、今回の受章は、そのような伝統と諸先輩方のたゆまぬ研究の礎の上に成り立つものであり、感謝の念に堪えません。
これまで私は、多くの国際的な共同研究者に恵まれ、ここまで歩んでくることができました。早稲田大学の若手研究者の皆さんにも、国際的な拠点事業である数物系科学拠点を通じて、世界に広がる研究ネットワークを積極的に築いてほしいと願っています。





