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小澤 徹教授がムーンショット型研究開発制度のプロジェクトマネージャーに新規採択

小澤 徹教授がムーンショット型研究開発制度のプロジェクトマネージャーに新規採択
Posted
2025年11月25日(火)

当数物系科学拠点メンバーである早稲田大学理工学術院教授の小澤 徹先生がムーンショット型研究開発制度の目標10「2050 年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」のプロジェクトマネージャーに新規採択されました。

ムーンショット型研究開発制度について

ムーンショット型研究開発事業は、超高齢化社会や地球温暖化問題などの重要な社会課題に対し、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)を国が定め、挑戦的研究開発を推進すべき分野・領域などとして文部科学省により定められた研究開発構想に基づき、研究開発を推進するものです。ムーンショット目標に関する研究開発全体の責任者であるプログラムディレクターの下、プロジェクトマネージャーは、ムーンショット目標の達成および研究開発構想実現に至るシナリオの策定、研究開発プロジェクトの設計、研究開発体制の構築、研究開発プロジェクトの実施管理などを行います。

研究開発プロジェクト名

核融合研究のパラダイムを刷新する数理モデルの定式化と解決法のイノベーション

新規採択にあたって、小澤 徹先生からのコメント

先進理工学部応用物理学科 小澤 徹教授

このたびムーンショット目標10研究開発プログラム
「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」(吉田善章プログラムディレクター)
のプロジェクトマネージャーとして、研究開発プロジェクト「核融合研究のパラダイムを刷新する数理モデルの定式化と解決法のイノベーション」を担当することとなりました。
本研究開発プロジェクトは、プラズマ科学と数理科学の協働により、フュージョン分野の革新的な発展につながる研究課題を数学的に定式化し、その課題解決に挑戦することで、核融合技術の基盤を築くとともに数理科学の新分野の開拓を目指します。
本学数物系科学拠点からは小薗英雄教授と熊谷隆教授が課題推進者として参画いたします。
数物系科学コース生をはじめとする多くの若手研究者の参加を期待しております。