早稲田大学現代政治経済研究所「日本の対外発信」部会 2015年第3回研究会
2015年7月23日(木)14:45~16:15
早稲田大学早稲田キャンパス14号館601室
『世界の「言葉の壁」をなくす多言語音声翻訳技術』
(Multilingual Speech Translation Technology)
ゲストスピーカー:内元 清貴氏
国立研究開発法人 情報通信研究機構
先進的音声翻訳研究開発推進センター企画室長
コーディネーター:砂岡 和子(早稲田大学政治経済学術院教授)
講義概要:
近年めざましい技術発展を遂げつつある多言語音声翻訳技術について、世界を先導する日本の研究開発の動向と、サービスのネットワーク構築の現状を紹介する。オリンピックに向け、日本政府が推進する多言語音声翻訳の開発には、英語、中国語、韓国語などの自動通訳、音声認識、音声合成技術が含まれ、その最新技術開発の動向は、自然言語研究面のみならず、言語コミュニケーションからも注目に値する。先進科学技術は、世界の「言葉の壁」をなくすことができるのか、学際的な議論を期待したい。
部会研究員一同
砂岡 和子(部会代表 専門:中国語教育、遠隔教育)
宗像 和重(専門:日本文学研究)
ソジエ内田恵美(専門:応用言語学、日本研究、政治ディスコース分析)
生駒 美喜(専門:ドイツ語音声研究、会話分析、学習者言語の分析)
加藤 青延(NHK解説委員 専門:アジアの報道分析)