部会名:「日本の情報発信」2015年第1回研究会
日 時:2015年6月18日(木)13:00~14:30
場 所:早稲田大学早稲田キャンパス3号館809教室
※当初より、教室が変更になっております。
テーマ:「いま平和とは」最上敏樹氏との対話
国際化が進行する今日、資源や土地、さらには価値観や信仰を巡る紛争が絶えない。格差や不平等の拡大も対立の 火種となって燻り続ける。 最上敏樹著『いま平和とはー人権と人道をめぐる9話ー』(岩波新書2006年)は、近代が生んだ国際法や 国際機構論の観点から戦争と道徳の問題について論じた「平和学」の学術入門書である。 早稲田大学政治経済学部新入生向け基礎演習64組では、本書を今春から演習用テキストとし、 講読と討論を重ねてきた。 このたび原著者の最上敏樹教授を迎え質疑応答の機会を得るにあたり、青年の平和意識を知り、日本の平和貢献の ありかたについて対話の場を共有したい。
ゲスト:最上 敏樹氏(早稲田大学政治経済学術院教授)
総合司会:砂岡 和子(早稲田大学政治経済学術院教授、基礎演習64組担任)
13:00-14:20 基礎演習64組学生発表と最上先生との対話
1 国連における常任理事国の権限問題
2 留学と平和教育
3 分裂国家の統一とアジアの平和
4 [ディベート]「東アジア共同体」形成は平和を拓くか
[討論題別司会]金子 暁、中村 早季、鶴川 悠亮、小林 美奈実(基礎演習64組学生)
14:20-14:30 全体質疑応答
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早稲田大学現代政治経済研究所「日本の対外発信」研究部会研究員
砂岡 和子(部会代表 専門:中国語教育、遠隔教育)
宗像 和重(専門:日本文学研究)
ソジエ内田 恵美(専門:応用言語学、日本研究、政治ディスコース分析)
生駒 美喜(専門:ドイツ語音声研究、会話分析、学習者言語の分析)
加藤 青延(NHK解説委員 専門:アジアの報道分析)