部会名:経済ジャーナリズム研究部会(部会主任:若田部 昌澄)
日 時:7月4日(木)18:15-19:45
場 所:早稲田大学 現代政治経済研究所会議室(早稲田キャンパス1号館2階)
テーマ:経済学と行政、ジャーナリズムとのはざまで:西成特区構想を題材にして
発表者:鈴木 亘 経済学者、学習院大学経済学部教授、大阪市特別顧問(西成特区担当)
*今回は、経済学者の鈴木亘氏をお迎えします。鈴木氏は経済学者として社会保障、医療、年金、
生活保護の問題に精力的に取り組んできただけでなく、2012年3月からは大阪市特別顧問として
西成特区の実践にも携わってきました。西成特区はメディアの注目を浴び、その過程で多くの
取材を受けました。今回は氏の経験を中心に、経済学者の実践活動と、ジャーナリズムとの接触経験に
ついて語っていただきます。
なお、参加ご希望の方は、鈴木亘「『西成特区構想』方法論序説」『ホームレスと社会』Vol.7、46-53頁、
2012年12月を一読されることをお勧めいたします。
著者略歴:1994年上智大学経済学部経済学科卒業。
日本銀行を経て、大阪大学大学院経済学研究科修了、博士(経済学)。
大阪大学大学院公共経済研究科、東京学芸大学教育学部を経て、2008年学習院大学経済学部准教授。
2009年から現職。
著書に『生活保護の経済分析』
(共著、東京大学出版会、2008年:第51回日経・経済図書文化賞受賞)
『だまされないための年金・医療・介護入門』
(東洋経済新報社、2009年:第9回日経BPBiz Tech図書賞、第1回政策分析ネットワーク賞)
など多数。