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【開催報告】グローバル経済史研究部会(4月30日)

【開催報告】グローバル経済史研究部会(4月30日)

0430

TUE 2024
Place
Zoom
Time
17:00-18:30
Posted
2024年5月7日(火)
講演者

氏名:ヴィディタ・レイナ(Vidhita Raina)

所属:カンザス大学

資格:PhD candidate

略歴:こちらから参照いただけます。

 

開催概要
開催日時: 2024年4月30日(火)17時00分-18時30分
開催方法: 早稲田キャンパス3号館601教室+Zoom
講演報告
講演タイトル:The Material Lives of Sarasa and Wasarasa: A Study of Painted and Printed Indian Cotton in Early Modern Japan

講演概要:本講演は、江戸時代から明治初期の日本における物質文化の中に更紗と和更紗を文脈づけることを目的とするものであった。報告者はオランダ東インド会社による更紗貿易を数量的に概括したのち、現存する近世期の更紗の製法・意匠・使途、さらに更紗に関する近世・近代の諸文書の特徴を分析した。これにより、更紗が近世日本の美術・社会・文化の多様な側面を反映していたことが確認されたばかりではなく、それが東南アジア・南アジア・西欧のさまざまな文化・産業の交流の産物であることが明らかになった。報告ののち、参加者との間で活発な質疑応答が行われた。