Research Institute for Letters, Arts and Sciences早稲田大学 総合人文科学研究センター

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【12月6日(金)】研究部門「知の蓄積と活用にむけた方法論的研究」共催イベント「まっくらな奈落の光:『作兵衛さんと日本を掘る』と炭鉱労働・炭鉱表象」

まっくらな奈落の光

『作兵衛さんと日本を掘る』と炭鉱労働・炭鉱表象

『作兵衛さんと日本を掘る』(2019)上映・熊谷博子監督鼎談

日時:2019年12月6日(金) 14:45-17:30
場所:早稲田大学戸山キャンパス34号館4階 453教室
本学学生・教職員・一般 どなたも無料で参加いただけます

映画「作兵衛さんと日本を掘る」上映 英語字幕付き
アフタートーク:熊谷博子監督×嶋﨑尚子×鳥羽耕史
*映画上映のみの参加も可能です。

 筑豊炭田の炭鉱夫であった山本作兵衛は、幼少時からの自らの体験をもとに炭鉱労働・炭鉱コミュニティ・炭鉱文化を描き続けた。その膨大な記録画のうち698点が、2011年5月にユネスコ世界記憶遺産に登録された。
 熊谷博子監督は、7年をかけて、作兵衛の絵をてがかりに、近代日本を支えた石炭産業下での労働・炭鉱地域の実態と記憶を記録し、ドキュメンタリー映画『作兵衛さんと日本を掘る』(2019)を完成させた。そこでは、炭鉱労働、女坑夫、炭鉱コミュニティ、炭鉱文化、炭鉱差別、強制労働に焦点があてられている。
 本映画をとおして、われわれは炭鉱という「終わった産業での労働」に、現代社会に通底する社会原理を確認できる。映画中の「私は、炭鉱によってすべてを教えてもらった」(森崎和江)を共有したい。本会では、映画鑑賞後に熊谷監督をかこんで、炭鉱労働とそれを表象することの意義について、議論したい。

共催:早稲田大学文学部社会学コース・日本語日本文学コース
早稲田大学総合人文科学研究センター「知の蓄積と活用にむけた方法論的研究」部門

★本会は、早稲田大学総合人文科学研究センター2019年度年次フォーラム
「国際シンポジウム 産業での労働・経験をどのように記録し、継承するか:石炭産業の場合」(12月7日(土)開催)の関連イベントです。

チラシはこちら

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