国際コミュニケーション研究科の上杉勇司教授が『クーデター―政権転覆のメカニズム』を出版されました。
概要:
クーデターとは非合法的な政権奪取である。 国際秩序の変動期に「避けられない悪」として頻発するが、
昨今またその兆候が著しい。 本書は昭和の動乱期から21世紀のグローバルサウスまで、未遂や失敗例も含め幅広く検証。
行動原理や成功要因を解明し、民主主義vs.権威主義vs.イスラム主義、SNSの影響、資源争奪、ワグネルの暗躍など現代の特徴に切り込む。
当事国の民政移管や治安部門改革への支援など、日本の役割も問う。