2025年4月21日(月)午前、中国深セン市教育局鄭秀玉局長をはじめ一行6名の方が本学所沢キャンパスを来訪され、人間科学学術院教員と大学院生と交流を行いました。
まず初めに、人間科学学術院金群教授から本学における教育・研究、とりわけ、人間科学学術院における分野横断・学融合的な研究と人材育成の特色、大学創立150周年に向けた総合知で世界人類に貢献する人材の育成などを紹介しました。また、日本におけるSTEAM教育や横断的な学習、ICTやAIを活用した教育への取り組みと実践事例、そして、これらの進展と現状を踏まえた大学教育における対応と変革についても紹介しました。
その後、多角的な視点から活発な議論が交わされました。交流に参加した人間科学学術院叢瑞晨助教と3名の大学院博士後期課程と修士課程の中国人留学生は自分が中国と日本で受けた教育の経験から日中両国の初等教育・高等教育の共通点と相違点や将来に向けた人材育成などについて意見を述べました。
扇原淳人間科学学術院学術院長は鄭秀玉局長一行の方々と会見し、これまで中国大学との交流活動や、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が実施する「さくらサイエンスプログラム」を活用した海外大学生と高校生の本学への交流訪問および、今後国際交流における活性化などについて意見を交換しました。
とても有意義で充実した交流会でありました。今回の来訪と交流を機に、深セン市教育局との交流と連携をさらに発展していくことが期待されます。
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