JST(国立研究開発法人 科学技術振興機構)日本・アジア青少年サイエンス交流事業「さくらサイエンスプラン」にて、カザフスタン共和国、ナザルバーエフ学校アスタナ校より10名の生徒と1名の引率教員を招へいしました。
本事業は、カザフスタン共和国最高の教育機関の学生の招聘を行い、日本社会についての情報を提供するとともに、日本国内における諸研究分野における最先端の研究についての理解を深め、将来の日本とカザフスタン共和国の関係発展に資する人材交流を促進することを目的にしています。また、今後の進学、交換留学等の継続的な交流活動を行う上での関係づくりも目指しています。
今回実施した内容は、若手研究者による講義、研究室訪問、お茶・祭り等の日本文化体験、カザフスタンにあるアルファラビカザフ国立大学から人間科学部に留学した学生が就職した企業への訪問等で、各プログラムにおいて活発に意見が交わされるなど、いずれも充実した内容となり、日本とカザフスタンとの交流が深まった一週間となりました。
来訪スケジュール
7月8日:オリエンテーション,講義,文化交流
7月9日:科学技術研修(千代田テクノル大洗事業所,IAEA基準と放射線防護技術)
7月10日:日本科学未来館
7月11日:早稲田大学本庄高等学院での交流(物理実験参加,茶道体験等),ヤマキ醸造見学(日本伝統食品,食品衛生管理技術)
7月12日:皆野町立皆野中学校での交流(秩父屋台囃子,英語授業参加,皆野町とは5月に包括協定締結),企業見学(先端工業技術)
7月13日:振り返り,観光,帰国