ストレス・マネジメント

ストレス・マネジメント
Posted
1995年4月4日(火)
研究代表者
児玉 昌久
KODAMA Masahisa
人間科学部教授

本プロジェクトの概要と目的

ストレスマネジメントプロジェクトでは、多様な年齢、あらゆる職業を対象に、加齢によって生じる心身の変化や特性、動機や興味の違いなどの諸条件を充分に捉えうるようにストレス診断システムを改良することを第1の目的としている。ついで、ストレス刺激からストレス反応に至るプロセスの把握、介入方法の決定などを行うことを目指している。

具体的には、職場、学校、家庭の各場面で発生するストレスの要因、対処システム、ストレス耐性の計測法を開発し体系化すること、ストレス耐性を高める諸要因の分析を行なうこと、各種のストレスマネジメントの実践について、以下のようなテーマに沿って行なう。

  1. 各種stressorに対する自律、神経系活動の変化の観察、およびその測定・解析方法の研究
  2. 高齢者の各種stressorに対する反応と、ストレス反応プロセスの各次元における資源との関係の測定および調査
  3. ストレス反応や疾患の発生に関わる動機、認知、情動などの心理的諸要因の関係や構造の解明とモデル化に基づく、効果的、体系的なストレス・マネジメント・プログラムの開発
  4. 一般市民への情報提供、啓蒙活動(財団法人パブリックヘルスリサーチセンターとの協同による)

プロジェクト期間

2004年4月~2007年3月