2025年2月13日、ソウル大学記録館の館長およびスタッフが歴史館を訪問しました。ソウル大学校記録館からは館長の朴興植(パク・フンシク)教授およびアーキビストと学芸員の方が来訪しました。今回の訪問は、施設見学とアーカイブズ活動に関する調査を目的としたもので、早稲田大学文化推進部の協力のもと実施されました。
午前中に1号館歴史館およびスポーツミュージアムを見学した後、昼食を挟んで、午後から東伏見アーカイブズを見学しました。東伏見アーカイブズでは収蔵庫を案内し、その後、大学史編纂とアーカイブズの現状と課題に関する説明と質疑応答が行われました。
朴教授からは、ソウル大学記録館は2024年に新たなアーカイブズ施設へ移転し、それまで分散していた3つの収蔵庫を1つに統合したことが紹介されました。またアーキビストや学芸員の方々からは、早稲田大学歴史館における収蔵方法、予算の使い方、図書館との連携について具体的な質問が寄せられました。今回の意見交換を通じて、早稲田大学とソウル大学は、アーカイブズ運営上の課題を共有することができました。