早稲田実業学校初等部の夏休みの課外実習として企画された「親子で学ぶ創立者大隈重信と故郷佐賀」の一環として、大隈重信と早稲田大学について学ぶ「早稲田大学編」が7月31日(月)午前、早稲田キャンパスで実施されました。
本企画は初等部児童4年生以上を対象に、その保護者とともに親子で早稲田実業学校の創立者でもある大隈重信についてより深く学ぶということを目的として今年度初めて実施されることになりました。初等部の夏休み前半に「早稲田大学編」、後半に「大隈侯故郷 佐賀編」として、それぞれの地で大隈重信の足跡とその生涯について学ぶという二部構成の企画です。
文化推進部では、系属校である早稲田実業学校と大学との連携の枠組みの一環として、昨年12月の5年生と本年3月の6年生を対象とした大学キャンパス訪問に続き、この「早稲田大学編」の開催にあたり全面的に協力いたしました。
当日は、大学史資料センター 廣木 尚(ひろき・たかし)助教、嶌田 修(しまだ・おさむ)助手の説明により、早稲田大学教旨、大隈記念室(2号館1階)、大隈重信・綾子夫妻の肖像画(2号館2階)、大隈銅像、大隈庭園など、およそ2時間かけて巡りました。
たいへん暑い一日でしたが、参加した児童・保護者あわせて52名は、熱心にメモを取りながら説明に耳を傾け、質問をしていました。
なお、「佐賀編」では、佐賀市にある大隈記念館をはじめ大隈ゆかりの地を巡り、また、吉野ヶ里遺跡の見学や唐津市では早稲田実業の創設に尽力した天野為之の足跡もたどるとのことです。
文化推進部では、今後もこうした系属校との連携を深めていきたいと考えております。
以下は当日の様子です。