駐日韓国大使館 韓国文化院ギャラリーMI(新宿区四谷)において「早稲田のなかの韓国美術」展が開催されました(2016年5月10日から28日まで)。
この展覧会は、2014年に早稲田大学 會津八一記念博物館において韓国の美術資料を中心とした「早稲田のなかの韓国美術」展として開催された企画展の成果をもとに、韓国文化院開院37周年を記念して、韓国文化院と會津八一記念博物館との共同主催で開催されたものです。
東洋美術、近代美術、考古学を主要な対象領域として約2万点に及ぶ作品・資料を収蔵する會津八一記念博物館は、韓国関連の考古・美術資料を約900点所蔵しており、本展覧会ではそのなかから陶磁器、仏像、拓本、書画など厳選された約50点が展示されました。
5月10日のオープニングセレモニーでは、大学から塚原史 會津八一記念博物館館長より挨拶があり、テープカットには李成市 理事、塚原 館長が参列しました。また、展示を担当した徳泉さち 当館学芸員による展示解説も行われ、多くの来場者でにぎわいました。
会期中、5月21日には川尻秋生 會津八一記念博物館副館長、李成市 理事の講演、5月28日には片岡直樹 新潟産業大学教授、大橋一章 早稲田大学名誉教授の講演がありました。
本学は古くから韓国との交流が盛んであり、今も882名の留学生が学んでいます(2015年11月1日現在)。本展示が會津八一記念博物館が所蔵する資料を学外にも広くご覧いただく場となるとともに、韓国と日本とのさらなる友好親善の機会になったことと思います。
関連リンク(駐日韓国大使館 韓国文化院)
http://www.koreanculture.jp/info_photo_view.php?page=&number=982
駐日韓国大使館 韓国文化院のご厚意により展覧会とオープニングセレモニーの模様を動画にて掲載いたします。
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