展示情報
- 会期
2017年10月12日(木)~11月18日(土) - 会場
會津八一記念博物館
1F 企画展示室 - 時間
10:00~17:00(入場は16:30まで)
※金曜のみ10:00~18:00(入場は17:30まで) - 閉館日
日曜・祝日 - 休日開館日
10月15日(日)、11月5日(日) - 入館料
無料
概要
本展は、早稲田大学理工学部化学系の教員、また、早稲田大学山岳部の監督、探検部の初代部長であった故・関根吉郎名誉教授が収集し、退職時に大学に寄贈された「関根コレクション」のなかから、アフリカの民族資料やマヤ遺跡の拓本資料を中心に、貴重な優品を公開するものです。
関根氏は、戦後日本において海外渡航が自由化される以前、自らの研究の傍らたびたび遠征隊を組織し、その後半には早稲田大学の海外研究活動拠点の探索も意図しながら、探検・調査活動を行ったことで著名です。1953年に南米最高峰のアコンカグア、1958年には、アフリカ最高峰キリマンジャロへの日本人初登頂を成功させるとともに、赤道アフリカを横断し、その自然・風俗を探るためにバントゥー系諸民族やムブティ(ピグミー)族の村に滞在しました。さらに1961年には、中米・マヤの遺跡を訪れ、パレンケ遺跡の石棺レリーフ等の拓本を取るなど、その精力的な活動の中で、現在では入手困難な民族・考古資料、美術品を数多く収集しました。
近年の継続的な資料調査により、「コレクション」の成立経緯や関連する遠征の全貌が明らかになりつつあるため、その成果を企画展示として公開します。
展示作品
図録
- 販売価格 800円
- 型/頁 A4/40頁
- 発売 2017年10月12日