3月8日(水)の午後、早稲田実業学校初等部6年生106名が早稲田キャンパスを訪問しました。
早稲田実業学校初等部では、6年生で歴史を学び、政治についても学習することから、毎年、2月から3月にかけて「社会科見学」を学校行事としているとのことです。
今年度は、国会議事堂の見学とセットで創立者・大隈重信にスポットをあてたいとの初等部からの要望に応えるかたちで、大隈記念講堂、大隈記念室(2号館1階)、大隈銅像を見学する小学生向けのキャンパスツアーを大学の系属校である早稲田実業学校との連携の一環として文化推進部で企画しました。
大隈記念室での大学史資料センター担当者による説明は、疑問を投げかけてから謎解きをしていくという内容で、大隈重信の足跡をわかりやすく学ぶことができたと思います。
また、大隈記念講堂内と大隈銅像前では「ガイドツアー」の学生ガイドによる説明に、皆、生き生きとした表情で聞き入っていました。
今年度の6年生は2011年4月に入学したことから、東日本大震災の影響により大隈記念講堂での入学式を経験できませんでした。そうしたことから、大講堂、大礼服姿の大隈重信像のある歩廊、そして時計塔の内部にいたるまで見学していただきました。見学後に大隈記念講堂前の階段に並んで記念写真撮影ができたこともたいへんよい思い出となったとの声が寄せられました。
なお、今回訪問いただいた6年生の卒業式が3月16日に行われたとのことです。みなさんご卒業おめでとうございます。
早稲田大学では、系属校である早稲田実業学校との連携をより深めていくため、今後もこうした行事を継続していきたいと思います。