第13回(2013年度)石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞について、下記のとおり募集いたします。多数のご応募・ご推薦をお待ちしております。また、下記リーフレットもご参照下さい。
対象作品
原則として2012年4月1日(日)から2013年6月15日(土)までに、不特定多数を対象としたメディアに公表された作品を対象とします。作品の形式は問いません。
応募・推薦
どなたでも応募・推薦できます。
受付期間
2013年5月13日(月)~ 2013年6月17日(月)
受付方法
受付期間内に、提出書類を本賞事務局(Tel: 03-3202-5454)まで郵送または持参してください。
- 郵送の場合は期間内必着。
- 持参の場合は事務局開室時間内(平日9時~17時、土曜・日曜・祝日は閉室)に受け付けます。
- FAX、電子メールでのご応募はご遠慮ください。
提出書類
応募・推薦作品ごとに次の書類・資料をご提出ください。
1. 本賞所定の「応募・推薦用紙」(必須事項を記入): 1部
郵送ご希望の場合は、本賞事務局までご連絡ください。
2. 作品現物(自薦の場合は原則として添付してください): 1部
- 他薦の場合は、作品名、発表媒体名、発表年月日などを明記してください。
- 作品が日本語以外の場合、日本語による1000字以内の要約を添付してください。
ご注意
- 作品現物以外の参考資料を添付する場合は3点以内とします。
- 「応募・推薦用紙」 をコピーして使用する場合は、A4サイズでお願いします。
- 一度提出された書類や作品などは返却には応じかねます。
- 提出書類の情報については本賞の選考のみに利用します。
- よくあるご質問はこちらをご参照ください。
選考方法
別記の選考委員からなる「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」選考委員会により、本賞の趣旨に照らして、中立公平な立場から厳正な審査を行います。
結果発表
2013年10月上旬に、選考結果を新聞・通信・テレビ各社へリリースし、本ウェブサイトにて発表します。
表彰
2013年11月上旬に、贈呈式・レセプションを行います。
-
選考委員
-
第14回(2014年度)石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞の選考委員は2014年4月公表予定です。
過去に選考委員を務められた方々
- 内橋 克人(評論家、第1回~第8回)
- 江川 紹子(ジャーナリスト、第1回~第3回)
- 岡村 黎明(メディア・アナリスト、第1回~第10回)
- 奥島 孝康(早稲田大学総長、早稲田大学法学部教授、第1回~第3回)
- 河合 隼雄(心理学者、文化庁長官、第1回)
- 黒岩 祐治(元フジテレビジョンキャスター、第11回)
- 小池 唯夫(元パシフィック野球連盟会長、元毎日新聞社社長、元日本新聞協会会長、第1回~第10回)
- 小山 慶太(早稲田大学社会科学総合学術院教授(科学史・物理学)、第1回~第10回)
- 佐野 眞一(ジャーナリスト、第1回~第12回)
- 田沼 武能(写真家、日本写真家協会会長、第1回~第10回)
- 永井 多恵子(世田谷文化生活情報センター館長、元NHK解説主幹、第1回~第4回)
- 長谷川 眞理子(早稲田大学政治経済学部教授、第1回~第5回)
- 林 利隆(早稲田大学教育・総合科学学術院教授、第1回~第5回)
- 原 寿雄(ジャーナリスト、元共同通信社長、第1回~策3回)
- ゲプハルト・ヒールシャー(ジャーナリスト、元日本外国特派員協会会長、第1回~第9回)
- 山崎 正和(劇作家、東亜大学学長、第1回~第4回)
- 吉永 春子(ドキュメンタリープロデューサー、現代センター代表、元TBS報道総局専門職局長、第1回~第8回)
※ 五十音順、職名は委員在任時
-
選考結果発表
-
10月2日、第13回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」最終選考会を行い、応募総数143件の中から下記の通り授賞作品を決定しました。
第13回(2013年度)大賞
草の根民主主義部門
- 作品名
- 連載「波よ鎮まれ~尖閣への視座~」
- 受賞者/発表媒体
-
「波よ鎮まれ」取材班 代表
沖縄タイムス社 特別報道チーム兼論説委員 渡辺 豪
/沖縄タイムス
文化貢献部門
- 作品名
- ETV特集「永山則夫100時間の告白 ~封印された精神鑑定の真実~」
- 受賞者/発表媒体
-
ETV特集「永山則夫100時間の告白」取材班 代表 日本放送協会 大型企画開発センター
チーフ・プロデューサー 増田秀樹
/NHK Eテレ
公共奉仕部門
該当作品無し
第13回(2013年度)奨励賞
公共奉仕部門
- 作品名
- 連載「東京電力テレビ会議記録の公開キャンペーン報道」
- 受賞者/発表媒体
-
朝日新聞東京本社報道局経済部 木村英昭朝日新聞社デジタル本部デジタル委員 宮﨑知
/朝日新聞 - 作品名
- BSドキュメンタリーWAVE「原子力“バックエンド”最前線~イギリスから福島へ~」
- 受賞者/発表媒体
-
「原子力“バックエンド”最前線」取材チー
日本放送協会 大型企画開発センター
プロデューサー 林 新
エス・ヴィジョン代表 酒井 裕
/NHK BS1
贈呈式の日程
11月下旬
-
これまでの受賞作
-
第12回(2012年度)大賞
公共奉仕部門
- 作品名
- 連載「プロメテウスの罠」
- 受賞者/発表媒体
-
「プロメテウスの罠」 取材チーム 代表
朝日新聞東京本社報道局特別報道部次長 宮﨑知己/朝日新聞
草の根民主主義部門
- 作品名
- 『北の無人駅から』
- 受賞者/発表媒体
- 渡辺一史/書籍(北海道新聞社刊)
文化貢献部門
- 作品名
- ETV特集「花を奉る 石牟礼道子の世界」
- 受賞者/発表媒体
-
NHKプラネット九州 制作部 エグゼクティブ・ディレクター
吉崎 健/NHK Eテレ
第12回(2012年度)奨励賞
草の根民主主義部門
- 作品名
- 連載企画「私の3.11」
- 受賞者/発表媒体
-
三陸河北新報社 石巻かほく編集局 代表 桂 直之
/石巻かほく
文化貢献部門
- 作品名
- 連載企画「草原が危ない」と阿蘇草原再生キャンペーン
- 受賞者/発表媒体
-
「阿蘇草原再生」 取材班 代表
熊本日日新聞社 編集局地方部次長 花立 剛
/熊本日日新聞
過去の受賞歴
- 第11回(2011年度)
- 第10回(2010年度)
- 第9回(2009年度)
- 第8回(2008年度)
- 第7回(2007年度)
- 第6回(2006年度)
- 第5回(2005年度)
- 第4回(2004年度)
- 第3回(2003年度)
- 第2回(2002年度)
- 第1回(2001年度)
-
記念講座
-
早稲田大学では2002年4月より、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座「報道が社会を変える──取材過程論──」を開講しています。前年の本賞受賞者、選考委員、また活動が注目されたジャーナリストの方々を講師として迎え、全学部の学生が受講できるオープン科目として設置しています。2013年度は、202名の希望者の中から114名の学生が履修し、10月~1月の秋学期期間中全15回の授業を実施しました。
ジャーナリストを志す学生にとって、現在活躍しているジャーナリストの方々の鋭い視点や現場の生の声を伺い、直接質問に答えていただく機会は非常に貴重なもので、毎回熱気溢れる授業となっています。
なお、本記念講座の内容を再構成して収録した単行本を刊行しています。詳細は関連書籍をご参照下さい。
-
関連書籍
-
本賞記念講座の内容を講義録として発行しています。
「危機」と向き合うジャーナリズム 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2012
コーディネーター:谷藤悦史
発行:早稲田大学出版部
初版:2013年6月
価格:1890円(税込)
内容
「個」として「組織」として、ジャーナリストはどうあるべきか―。早稲田大学の授業「報道が社会を変える」の講義録、好評第8弾。
「対話」のジャーナリスト 石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2011
コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2011年11月
価格:1890円(税込)
内容
対話という“危険なゾーン”にあえて乗り出していくジャーナリストたち。それは、表現者としての文化的な営為であり、文化的な闘争そのものである。対話の相手はさまざまで、大震災の例を引くまでもなく、いのち、当事者、非当事者であり、自らが生きている地域であることもある。時として、対話の奇跡が生まれることもあれば、読者のために公権力の中に入って対話をすることもある。次世代の新しいジャーナリズムの担い手たらんとする人を含め、報道にかかわる(関心のある)すべての人に薦めたい一冊。
「境界」に立つジャーナリスト
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2010コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2010年11月12日
価格:1890円(税込)
内容
今日の状況の中で、ジャーナリズムとはどのような営為なのか。どのような意識の位相に立つものなのか。そこから読者・視聴者・オーディエンスにどのようなメッセージを伝えたいのか。メディア企業やジャーナリズム現場で働く若い人たちはもちろん、混迷の時代を生きるすべての人に読んでほしい一冊。
「可視化」のジャーナリスト
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2009コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2009年11月20日
価格:1890円(税込)
内容
今日、ジャーナリズムはそもそも必要とされているのか─?近年「マスコミ」の評判低下が著しい。そのなかで蠢く大多数の「マスコミスト」たちの生態は、もう見透かされているのだ。しかし、「ジャーナリスト」は違う。ジャーナリストとは「ジャーナリズム」という「イズム」の担い手であり、実践家である誇り高き「少数者」なのだ。彼らは譲れない原則を胸に「個」として闘い、「抑圧された事実」を解放する「可視化の職人」である。
「個」としてのジャーナリスト
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座2008コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2008年11月15日
価格:1890円(税込)
内容
「卓越したジャーナリズム」――その卓越性はどこから生まれるのか。第一線で活躍するジャーナリストたちの問題意識と取材過程、 作品、そして人となり、この三位一体の関係が展開されることにより、その秘密が解き明かされる。組織に属し、あるいはフリーランスとしてなど、立場はさまざまであっても、 あくまで「個」として社会と真摯に向き合うジャーナリストたち。その「肉声」からは深い葛藤と静かな矜持が聞こえてくる。
ジャーナリストの仕事
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 3コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2007年11月10日
価格:1890円(税込)
内容
記者たちはなぜ、どのようにして取材を貫徹するのか―報道現場のインサイド・ストーリを語る。
ジャーナリズムの方法
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 2コーディネーター:花田達朗
発行:早稲田大学出版部
初版:2006年11月30日
価格:1890円(税込)
内容
2005年5月に出版された、石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講座講義録第一巻『報道が社会を変える』に続く講義録の第二巻。 生身のジャーナリストが、薬害C型肝炎・信楽列車事故の報道やイラク・アフガニスタン等の紛争地取材の実態を語る。
報道が社会を変える
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞記念講義録 1コーディネーター:原 剛
発行:早稲田大学出版部
初版:2005年5月31日
価格:1890円(税込)
内容
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞を記念し、オープン教育センターに開設された講座「報道が社会を変えるー取材過程論」の初年度講座の一部を大幅に改訂して刊行しました。
本書では「阪神・淡路大震災」を取材し続ける上羽慶市氏(神戸新聞)、「旧石器発掘ねつ造」をスクープした真田和義氏(毎日新聞)、 「産業廃棄物の島」香川県豊島(てしま)の惨状を告発した曽根英二氏(山陽放送)が報道の現場を熱く語っています。
また、選考委員の内橋克人氏と佐野眞一氏が現代ジャーナリズムのあり方に鋭く迫っています。
-
よくある質問
-
下記のほかご不明の点がございましたら、お気軽に事務局までおたずねください。
Q. 作品の形式やメディアに条件はあるのか?
A. 特に制限はありません。新聞、放送、雑誌などのメディアを通じて公表されたものを対象としています。書籍、写真、映画、ラジオ、ウェブサイト、メールマガジン、ブログなども対象となります。
Q. 作品がどの部門に該当するかわからない。
A. 部門については幅広く解釈していただき、作品の背景にあるものがどの部門の趣旨に即しているかをお考えのうえ、ご応募・ご推薦ください。審査の過程において、選考委員会の判断に基づき部門を変更させていただく場合もあります。
Q. 作品の公表期間が期間対象外にまたがる場合も評価の対象となるか?
A. 主な公表期間が対象期間内であれば、対象となります。
Q. 日本以外の国で公表された作品でも応募できるのか?
A. 応募できます。
Q. 他の賞に応募している作品も応募できるのか?
応募できます。
Q. 現物がないと応募できないのか?
A. 自薦の場合は必須です。他薦の場合は推薦用紙に作品名、発表媒体、発表年月日等を明記いただければ応募できます。
Q. 現物はどのような形式で提出すればよいのか?
A. 書籍、雑誌の場合は現物をそのままご提出ください。新聞の場合は、記事を複写したものでも構いません。写真の場合はプリントのみでなく掲載されたメディアそのもの、映画・テレビ番組はDVD等に複製したもの、ラジオ放送はCD等に録音したものをご提出ください。ウェブサイト、ブログの場合は応募用紙にURL等を明記してください。
Q. 応募作品は審査終了後に返却してもらえるのか?
A. ご提出いただいたものは、原則として返却いたしません。選考終了から一定の保存期間経過後、ジャーナリズム関連分野の研究・教育用の貴重な資料として大学図書館等に収蔵させていただきます。
Q. 毎年応募される作品の数はどれくらいあるのか?
A. 約100~150件のご応募・ご推薦をいただいています。
Q. 賞の対象となるのは個人のジャーナリストなのか?
A. 原則として個人のジャーナリズム活動を評価するものですが、個人のジャーナリズム活動の集合であるグループによる活動も評価対象です。したがって、応募者はグループでも構いません。その場合、賞の贈呈はグループの代表者になります。
Q. 授賞後、授賞作品に重大な事実誤認や著作権侵害が判明した場合などはどうなるのか?
A. 授賞作品に、ジャーナリズム作品として著しく不適切な点があった場合などは、その授賞を取り消し、贈呈した正賞、副賞および賞金の返還を求めることがあります。
お問い合せ先
「石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞」に関するお問い合せ、作品のご応募および推薦・応募用紙のご請求などは下記の担当者までお願いします。
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞事務局
住所 | 〒169-8050 新宿区戸塚町1-104 早稲田大学広報室広報課内 |
---|---|
TEL | 03-3202-5454 |
FAX | 03-3202-9435 |
[email protected] |