中学3年生は、10月8日(水)から11日(土)まで、長崎県と佐賀県で宿泊研修を行いました。以下、生徒の感想です。
私たちは10月8日からの4日間、長崎・佐賀研修に行ってきた。
1日目には平和学習として、長崎の原爆による被害を体感した。実際に被爆した方からお話を聞いたとき、原爆の生々しい被害を感じることが出来た。核を取り巻く現状を変えることはできないのではないかという意見に対して、その方は言葉でしか現状を変えられないとおっしゃっており、その言葉に覚悟を感じた。講話の後は各地に残る被爆史跡を周った。長崎大学や山王神社などを見学した。変色した長崎大学の門柱や片方しか残らなかった山王神社の鳥居を見て、原爆の威力の大きさを実感した。もう原爆投下から80年も経った。原爆の恐怖が薄れつつある現状、私たちが核兵器の恐ろしさを伝えなければならないという責任を感じた。
2日目には班ごとに分かれて、長崎市内研修を行った。それぞれの班ごとにテーマを決め、そのテーマに沿って市内を周った。また、この日にはちょうど長崎くんちがあったため、伝統文化についても知ることが出来た。教科書ではわからないような長崎の現状を、現地で体験することで学べた。
3日目は歴史、地理、産業、文化の4つのコースに分かれて、生徒が昼食場所や見学場所を企画したバスコースで佐賀県内を周った。私が行った地理コースでは、まず七ツ釜遊覧船に乗った。しかし、波が高く七ツ釜まで行けなかったのが残念だった。しかし、立派な呼子大橋が見られた。その後、行った虹の松原では日本有数の美しい白砂青松の浜辺を見ることが出来た。最後に行った鏡山展望台ではその虹の松原を上から望むことができ、貴重な景色を守らなければいけないという想いがわき上がってきた。
4日目は早稲田学として大隈記念館や龍泰寺、バルーンミュージアムや佐賀城本丸記念館に行った。佐賀城本丸記念館では昔の高い継ぎ木技術や、佐賀の七賢人についても学べた。大隈記念館では大隈侯の生家の再現されたところに行き、幼少期の努力や性格、考え方などを学んだ。龍泰寺では、大隈侯へご焼香をした。早稲田大学の教旨である学の独立、進取の精神、模範国民の造就とは何かを考え高校へ進学しようと感じられた。
この研修では目的を自律精神の完成とし、実際に生徒の自律心が求められるような研修になったと思う。自分で学びたいことを決め、コースを決め、それを実行する。簡単なことではなかったと思う。でも、今まで培ってきた自律心が十分に発揮され、この目的は達成されたと思う。私たちを受け入れてくださったホテルの方々、講話をしてくださった方、私たちが見学した施設の方、その他この研修に協力してくださった方々に感謝したい。
中学部の研修はどれも心に残るものだった。1年のオリエンテーション合宿や奈良研修、2年の長野研修、そして今回の長崎・佐賀研修。これらの経験は、計画性や主体性を培うとともに、きっと人生において大切なものになると思う。
(3年・那須)
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