4月13日(日)から15日(水)まで、2クラスずつ1泊2日の日程で、中学1年・オリエンテーション合宿を実施しました。
オリエンテーション合宿では、植林体験と洞窟樹海探検という2つの活動を実施します。以下、参加した生徒の感想です。
<植林体験>
私たちは入学してすぐにオリエンテーション合宿として山梨県を訪れ、植林体験をした。目的は、荒廃した山林の森林機能増進を図るためだ。植林した場所は足を踏ん張っていないと転げ落ちてしまいそうな斜面だった。クラスの仲間と助け合いながら、2mごとに深さ20cm四方の穴を鍬で掘り、ヤマザクラとコブシの苗木を植えた。斜面でバランスをとりながら穴を掘るのは大変な作業だった。
苗木を植え、草刈りの際に間違えて刈られないように、ピンクのリボンを結んだ。この急斜面にまた手入れに来るのは大変な作業だと思った。頑張って植えた苗木だが、鹿などの食害にあうこともあるそうだ。森林は水を貯え、山崩れなどの災害防止や地球温暖化防止などの役割を担っている。しかし、近年手入れが行き届かなくなり、荒廃する森も多いという。私達が植えた苗木が豊かな森となることを願うとともに、普段植林をしてくださっている方々のご苦労に深く感謝する体験であった。
(1年・井上)
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<洞窟樹海探検>
僕たちはこの青木ヶ原樹海で二つのことを探検しました。
最初に探検したのは、洞窟です。洞窟はとても道が狭く場所によっては人一人通れるかどうかといったようなところもありました。また、洞窟内では常に地上から染み込んだ水が垂れていました。洞窟の中は、明かりを消すと数センチ先も見えないほど真っ暗で少し怖かったですが、とてもワクワクしました。
次に僕たちが探検したのは樹海です。樹海に入ってすぐにガイドさんから、樹海は固まった溶岩の上にできた森であると教えてもらいました。少し進んで、大木が溶岩で焼けたことでその跡として残る「溶岩樹型」という地形についても教わりました。溶岩樹型は、実際に見てみるととても深く、中には大きな雪のかたまりが残っていてびっくりしました。
この探検では普段触れ合えないような自然と触れ合うことができました。この貴重な体験と学びを今後の生活に役立てていきたいです。
(1年・新谷)
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