2024年11月21日(木)に、早稲田大学ICC(異文化交流センター)の協力で、中学部1年でスクールビジットプログラムを実施しました。
以下、生徒の感想です。
スクールビジットでは学院に韓国、カナダからの留学生の方をお招きし、それぞれの国の文化や言語、食べ物について説明を受けた後に、韓国の日本で言う、じゃんけんに似た遊びの体験や、フランス語の伝言ゲームをしたりするなどしました。ここではそれぞれの国についての感想を書いていきます。
まず、韓国についてです。韓国は、海を越えて隣に位置する国なので、文化、言葉にも似ているところも多かったですが、異なるところもありました。異なるところに、韓国の学歴社会があります。僕も中学受験を通過しましたが、受験勉強の環境や学校の様子など、驚きを感じることが多かったです。韓国の学生は8時ごろに学校の授業が始まり、5時ごろに学校は終わりますが、そのあとも夜の8時ごろまで学校の自習室(長い机に仕切りが付いているものが全生徒一人一人用意されている)で勉強して、夜9時ごろから日付をまたいだ1時まで塾に通うというのが毎日のスケジュールだそうです。これを聞いて一日24時間あるうちの75%近くを家の外で勉強に費やしているということに驚かされました。また、日本の大学では講義の申し込みは抽選ですが、韓国は先着なので、人気のある教授や講師の先生の講義を取ろうとインターネット環境がある施設ではミニ戦争のようなものが起こるらしいのです。それを聞いてみんなそれほど学業に必死になっているということを感じました。
次にカナダについてです。カナダは、日本からは飛行機で10時間ほどの距離にあり、北部に行けばオーロラが頻繁に見られるような国です。そんなカナダの日本と異なる点は、「公用語が2つある」点です。日本では公用語は日本語のみですが、カナダはフランス語と英語の2か国語あります。そのため、標識をはじめ、商品のパッケージも2か国語表記になっています。基本的には英語話者が多いのですが、フランス語話者の割合も多いそうです。今回お招きした留学生の方はどちらも話せる方だったので、体験ではフランス語での伝言ゲームを行いました。結構難しい単語も多かったですが、楽しかったし、これがきっかけでフランス語にも興味が持てたので、いい経験になりました。
スクールビジットで聞いた話や体験について感想を書いてきましたが、これをきっかけに、海外でも活躍できるように努力していきたいです。
(1年・櫻本)
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