11月12日(土)に学習発表会を開催しました。新型コロナウイルス感染症予防のため、来場者を保護者・関係者(家族)に限定しての開催となりましたが、生徒一人ひとりが、担当する発表や展示のために熱心に活動している姿が見られました。
以下、生徒の感想です。
私は今年の学習発表会に3年生として、理科部員として、そして文化委員長として参加しました。
まず3年生としては、3年間で初めて行えた宿泊研修についての発表がありました。初めて行った宿泊研修(長崎・佐賀)では原爆について実際に被爆された方のお話を聞いたり、長崎市内を自分達で決めたルートにしたがって自由に見学したり、佐賀で大隈重信侯についてより深く知ることができたり、いろいろなことを経験できました。学習発表会でも、研修先の長崎・佐賀で得た経験を活かし、3年間の集大成にふさわしい発表ができたと思います。
理科部員としては3年ぶりに実施できた夏休み中の佐渡島合宿についてのポスターを作りました。ウミホタルの採集ができなかったのは残念でしたが、磯採集で捕まえた生物を観察したり、ペットボトルロケットを飛ばしてみたり、貴重な経験を得ることができました。また、普段は違う班で活動していてあまり交流がない友達との仲も深められ、理科部としての思い出を作れて楽しかったです。
文化委員長としての仕事としては学習発表会前の事前準備がメインでした。文化委員をまとめ、それぞれに物品管理の仕事を振るのは大変でしたが、全員が協力してくれたおかげでスムーズに進行することができました。学習発表会のパンフレットに必要なPR文を各部活動や有志団体、学院長先生に依頼することもしました。期限内にすべて集まり、パンフレット作成を終えられ、無事に当日を迎えられたので安心しました。学習発表会当日に多くの方に見学していただくことができてよかったです。
3年生としても、理科部員としても、文化委員長としても満足できる学習発表会にすることができました。
(3年・瀧口)
今回僕たちは、有志団体として誰もが一度は聞いたことがあるだろう大人気TV番組「逃走中」のパロディ映像作品を作りました。僕たちの企画が始まったのは6月下旬からです。大人数で大きな企画をやってみたいと思っていたのですが、撮影には学年のおよそ三分の一が賛同・協力してくれました。
夏休みに動画を撮る予定でしたが、みんなの日程が合わなかったり撮影地が決まらなかったりして、結局、映像の撮影は10月の休みの日に決まりました。ロケ地として昭島市にある廃校を借りることができ、そこで大規模な撮影を行いました。撮影日に向けていわゆる企画を考えたり、当日ハンターを担当するチームと逃走者やカメラマンを担当するチームに分かれたりして準備を進めました。撮影日には顧問の先生にも来ていただき、2時間かけて動画を撮りました。とても楽しかったです。残るは編集作業でしたが、15人ぐらいが撮った動画の編集をコンピューターに詳しい友達が請け負ってくれて、ハイレベルな作品を完成させてくれました。
学習発表会当日は、会場のCALL教室に入らないくらいの多くの人が僕たちの映像を見に来てくれました。今回の有志団体はとても大変だったけれど、とても楽しく、有意義なものだったなと感じています。また来年もやりたいと思っています。
(2年・加藤(優)、副島)
今回の学習発表会で、僕たちは石に興味がある人たちで有志団体「石・鉱物・化石研究会」を作り、発表をしました。1年生であるため、奈良研修の発表の準備があったり、途中でわからないこともあったりしました。しかし、文化委員から配分された予算があり、また先生のサポートもあったことで、目標をもって取り組むことができました。実際に新潟県や奈良県などに石を採取しに行き、そこで採取した石の特徴や、なぜその場所でとれるのかを、その土地の地形や自然環境の説明と合わせてパワーポイントでまとめました。また、いろいろな種類の石を実際に展示することも実現できました。このような自分の興味のあることを深く研究し、発表につなげていくことは、学院であるからこそできることだと思います。またこれからも自分の好きなことに向き合っていこうと思います。
(1年・堀場)