Waseda University Junior High School早稲田大学 高等学院 中学部

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中学1年・奈良宿泊研修報告

中学1年生は、10月9日(木)から11日(土)まで、奈良県で宿泊研修を行いました。以下、生徒の感想です。

【全体研修】

1日目は法隆寺・唐招提寺・薬師寺の3つのお寺を訪れました。法隆寺では塔の中の仏像や、講堂の中の「薬師三尊像」を見学しました。ガイドの方からは両脇にいるのは「日光・月光菩薩」で、昼夜問わず、人々を救済するという意味があると教わりました。唐招提寺では、「千手観音像」を見学しました。腕は現在大小合わせて953本あり、もともとはきっちり1000本あったといわれているそうです。また、唐招提寺には奈良の大きなお寺にはないお墓があります。そのお墓は、この寺の建立者である鑑真のものです。薬師寺では仏様の足跡とされる模様のついた「仏足石」を見ることができました。この足跡には土踏まずがなく、すべてを平等に慈しむという意味があるそうです。

1日目すべてのお寺を比較して気づいたこともありました。それは、それぞれのお寺によって並びが違うということです。法隆寺では塔と金堂が左右に講堂が中心という形、薬師寺では塔を左右に金堂と講堂が一直線に、唐招提寺では金堂と講堂が一直線に並び、塔は無し、と時代が進むにつれて塔とお堂の並び方が変わっています。これはその時代にお寺が何を重んじるかによって変わるためです。

3日目は東大寺と興福寺国宝館の2つを見学しました。東大寺では、大仏殿の15mを超える廬舎那仏や戒壇院にある四天王像などを見学できました。どちらの像もその時代に作られたとは思えないほど精巧で繊細な造りでした。興福寺国宝館ではもともと東金堂の本尊であった仏像の頭だけが残った「仏頭」や八部衆の一人である「阿修羅像」、そして中央にはとても大きな千手観音像がありました。

この2日間で普段は見られないようなもの、聞けないようなことをたくさん見聞きさせていただけました。この経験を今後に生かしていきたいです。

(1年・新谷)

 

 

【班別研修】

僕たちは、校外学習で奈良県に3日間滞在しました。そのうち、2日目の班別自主研修では、班で行動し、様々な場所に行って、様々なものを見てきました。

僕たちの班は今井町や飛鳥寺などに行きましたが、その中で一番印象に残っているのは春日大社です。行程表を作り終わり、事前に学習した時は、まだ世界遺産だということくらいしか知りませんでした。しかし、いざ現場に行ってみると、まずとても広く、またとても神秘的で風情があり、自分の想像よりずっと良い場所で圧倒されました。国宝の本殿に入ると、小さな神社がたくさんあったり樹齢千年を超える巨大な木や美しい藤があったり長い歴史を感じました。ちなみに、本殿の中にある藤浪之屋には燈籠がたくさんあり、それが鏡で無限に続いていました。不思議な美しさを感じました。また、近くに奈良公園があり、参道に神の使いと言われる鹿がいたのも印象的でした。

僕はこの3日間の研修で奈良についてよく知ることができ、奈良がとてもいい場所だと分かりました。またいつか奈良に行って、春日大社にももう一度行きたいと思いました。

(1年・中山)

 

 

 

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