6月23日(木)に中学2年生を対象に、アウトリーチプログラムが実施されました。以下、生徒の感想です。
6月23日に早稲田大学に通っている他国の方が母国を紹介してくださるアウトリーチプログラムが開催されました。僕はこのアウトリーチプログラムを通してその国の文化に興味を持ち、この活動の重要性について考えました。組によって紹介される国が違い、私のは組にはロシアの方とインドの方がいらっしゃいました。二つの国の文化は日本の文化や私たちの知識とはかなり違っていて驚くと共に、ロシアとインドには紹介された文化の他にどのような文化の違いがあるのだろうかと興味を持ちました。
まず、ロシアの文化で一番驚いたのは、クリスマスの文化です。ロシアは旧暦を使用しているということを初めて知り、なぜ旧暦なのか不思議に思いました。また、クリスマスの日が日本と違っていることに驚きを感じました。さらにクリスマスプレゼントを運んでくれるのはサンタさんではないとのことでしたが、他の国はサンタさんではない人が来るのだろうかと興味を持ちました。
次はインドの文化です。突然ですが、インドの料理といえば何を思い浮かべますか? おそらくほとんどの方がカレーやナンを思い浮かべると思います。僕もカレーやナンを思い浮かべていました。確かに、日本のインド料理店の大半ではカレーを取り入れており、今やカレーが定番化しています。しかし、インドではカレーは日本と同じくらいの頻度で食べ、ナンは作るのが難しいためほとんど食べないそうです。これを聞いた時、僕自身も今までインドではカレーを食べるイメージが強かったので、とても驚きました。また、インドでは24種類の言語が存在していると聞いて何語で話しているのか、どんな地域があるのか、興味を持ちました。
僕はこのアウトリーチプログラムで自分が知らなかった文化に触れることが出来ました。グローバル化が進んでいる今の世の中においても、以上のように知らない文化や思い込みをしている文化があると思います。このような活動を通して楽しみながらいろいろな国の文化に触れられたら、よりグローバル化に近づくと思います。このような活動をして、また他の国の文化にも触れられたらいいなと思っています。
(2年・谷口)
アウトリーチプログラムで僕たちのクラスはスウェーデンの方と中国の方に来ていただきました。
まず初めにスウェーデンのことについて学びました。僕たちは、スウェーデンについて地理でやっていましたが、場所のことしか分からない状態だったので大変ためになりました。たとえば、IKEAがスウェーデンだということは全く知りませんでした。あと、北欧なので冬は寒いものの夏は比較的暖かく、25℃前後だということも知りました。発表の中でミニゲームをやりました。指定された文字から始まる英単語のお題について班で考え点数を競うというものでした。この中で僕たちの班は、6点取れました。結構周りでは盛り上がっていて、面白い珍回答がたくさんありました。例えば、飲み物で「soy sauce」など。ちなみに指定された文字は「S」で、お題は飲み物、はやりのもの、食べ物などいろいろありました。
次の時間には中国のことについて学びました。中国のアウトリーチは2回目だったのですが、前回とは違い、日本と中国の文化や学校のことについて聞くことができました。中国では塾が禁止されているので夜遅くまで学校で勉強をするらしいです。また、このときにはクイズ大会をやりました。オンラインで授業を聞いている人が入っている班が強かったです。ひらめき問題は、「クレヨンしんちゃん」や「ドラえもん」など、有名なアニメの問題でした。中国語になるとすごく難しかったのですが、速攻で答えている猛者もいました。最後に、先生が中国語の発音について質問している場面があったのですが、それがとても面白かったです。
なかなか外国の方と交流をする機会がないので、アウトリーチプログラムはとても良い機会になりました。
(2年・品村)