早稲田大学高等研究所(以下、研究所)は、次世代を担う研究者が任期付きの雇用形態で研究活動に専念できる機関として、2006年9月に設置されました。現在約30名の研究者が、分野を問わず幅広いテーマにわたり、先進的な研究に取り組んでいます。このたび、下記のとおり2022年度採用研究者を公募いたします。
記
1. 募集分野
- 人文科学分野
- 社会科学分野
- 自然科学分野
2. 募集人員
若干名
3. 嘱任資格
原則として講師(任期付)、または准教授(任期付)
※審査の段階で応募者の経歴等を考慮し決定します。
4. 応募資格
以下のa.~b.のいずれかを満たすこと。
- a. 博士の学位を有する者。ただし、2022年4月1日時点で学位取得後10年以内の者が望ましい。
- b.嘱任日までに、博士の学位を取得済みの者。
※ 但し、嘱任日までに博士学位を取得できる事を嘱任日の1か月前までに文書で明示できない場合は採用を取り消します。
※ 国内や海外の研究機関・研究者と早稲田大学の研究者との間のネットワーク構築/連携を強化し、早稲田大学において活発に研究を推進しようという意欲のある研究者、および、早稲田大学が実施している研究・教育の取り組みに積極的に参加する研究者の応募を期待します。
※ 早稲田大学は、ダイバーシティ&インクルージョンの実現を推進しています。教員採用・昇進の人事審査において、性別、障がい、性的指向・性自認、国籍、エスニシティ、信条、年齢を理由とするいかなる差別も行わないことを申し合わせています。
5. 研究テーマ
将来的課題を掘り起こし、新たな領域を切り開くポテンシャルを持った創造性豊かな研究テーマに取り組む研究者を広く公募します。
※ 早稲田大学は、中長期計画Waseda Vision150にて掲げる目標を加速し実現させるべく文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業に取り組んでおります。本学において国際的に評価の高い分野であると同時に本事業の核となるモデル拠点および生命科学分野、データ科学分野への取り組みを強化しています。ご自身の研究テーマについて、関連する部分があれば、該当するモデル拠点もしくは分野を応募フォーム上で選択してください。なお、モデル拠点および科学分野は以下となります。(ご自身の研究テーマがいずれのモデル拠点もしくは科学分野と関連しない場合でも、審査上の不利益は生じません)
国際日本学、 実証政治経済学、 健康スポーツ科学、 ICT・ロボット工学、
ナノ・エネルギー、 数物系科学、 グローバルアジア研究、生命科学、データ科学
カーボンニュートラル関連研究
6. 職務
- (1)採用時に提出した研究計画書に基づく研究活動。
- (2)早稲田大学において、原則通年科目1コマ以上(半期科目2コマ程度)の授業担当。
(上限は通年科目3コマ以内。)
※1コマの授業とは、1週あたり90分授業を1科目担当することを意味します。
※早稲田大学以外の非常勤講師を務める場合は、事前に了承を得る必要があります。 - (3)海外への渡航・滞在期間は原則として通算3ヵ月/年を超えないこと。
- (4)その他、以下に挙げる業務。
a. 研究所における会議への出席
b. 研究所が主催または共催するシンポジウム等の企画・運営
c. 研究所の紀要またはディスカッションペーパー等による研究成果の公表
d. 科学研究費補助金(科研費)への応募(加えて公的または企業からの研究委託費、補助金等を獲得することが望ましい)
e. その他、研究所所長が必要と認めた業務
7. 勤務条件
- (1)早稲田大学での勤務を本務とします。
- (2)勤務場所:早稲田大学の早稲田、戸山、西早稲田、喜久井町、先端生命医科学センター、所沢等の全キャンパスのいずれか。
- (3)その他の待遇に関しては、下記のとおり本学の規則および規程によります。
※出産休暇を本学の規則により取得することができます。
育児休職、介護休職を取得できる場合もありますので、詳細はお問合せください。
勤務時間等 | 所定労働日および勤務時間(始業・終業時刻、休憩時間)等は、本学規程による。なお、専門業務型裁量労働制を適用し、研究業務の性質上、業務遂行の手段および時間配分の決定等については本人の裁量に委ねるものとする。 |
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給与・諸手当 | 本学規程による。 |
通勤費 | 本学規程による。 |
退職金 | 支給しない。 |
休日 | 土曜日、日曜日、年末年始、国民の祝日、国民の祝日の一部に授業を実施することにより設ける臨時の休業日および大学創立記念日とする。但し、大学があらかじめ授業を実施すると定めた日を除く。 |
休暇 | 労働基準法等法令に定められた休暇および、大学が特に定めた日。 |
社会保険 | 厚生年金、健康保険、労災保険、雇用保険。 |
8. 研究費
本学の規程により研究費を支給します。加えて、初年度に限りスタートアップ資金(競争的資金)として「特定課題研究助成費(研究基盤形成)」等の学内の研究助成への申請資格があります。
(ご参考)「特定課題研究助成費(新任教員等 4月募集)」採択率2020年度100%
9. 嘱任期間
嘱任日は原則として2022年4月1日
人文科学分野および社会科学分野の嘱任期間は、嘱任日から3年間(再任用なし)。
自然科学分野の採用者に限り、3年度目にそれまでの研究活動・業績を評価し十分と認められた場合、1年ごとの再任(最長2年間)を認めます。高等研究所における在職期間の合計は、再任用期間を含め、5年を限度とします。
※資格に関わらず2013年4月1日以降に本学と雇用関係があり、今回の採用日までの間に原則として半年間以上の雇用契約を締結していない期間がない場合は、継続雇用契約期間に上限があります。そのため、雇用期間や再任用の有無・期間について、上記に満たない場合があります。
10. 選考方法
- (1)第1次選考(書類審査)
※選考結果は、本人宛Eメールにて7月下旬に通知します。迷惑メールとして認識されるケースもございますのでご留意ください。 - (2)第2次選考(書類審査)
※第1次選考合格者は、主要な研究業績3点以内(各3部)と推薦書(2通)を8月中旬までにご提出いただきます。詳細については、第1次選考合格者に対し通知します。
推薦書は応募時に名前をあげていただいた研究者宛に、当研究所より直接依頼予定です。 - (3)第3次選考(面接試験)
2021年10月上旬(予定)
※詳細については、第2次選考合格者に対し、面接日の1週間前までに通知します。
※面接は対面形式を予定していますが、状況に鑑み適宜オンラインでの実施も検討します。
対面での実施の場合、面接会場(早稲田大学早稲田キャンパス)までの旅費等は自己負担となります。 - (4)最終結果通知
2021年12月(予定)
11. 応募書類および応募方法
Web上の応募フォームに必要事項を入力の上、以下の応募書類(所定書式)を応募フォーム画面より添付の上ご提出ください。応募フォーム入力完了後、登録されたメールアドレスに受領確認メールが届きます。なお、応募書類は必ず所定の書式を利用ください。所定の書式以外をご使用の場合は、応募受付ができない場合がありますのでご注意ください。また、応募フォーム上からの提出以外(メールや郵送等)は受け付け致しかねますのでご注意ください。
*応募書類「2022年度研究者公募_応募書類(履歴書/研究計画書)」(下記よりダウンロードしてください。)
- ※所定の書式をご使用ください。
- ※Wordの校閲機能を使用する場合、設定によっては応募書類を応募フォームにアップロードいただいた際に、変更履歴が表示される場合があります。必ず「すべての変更を反映し、変更の記録を停止」した状態にしてご提出ください。
- ※提出された書類は研究者選考以外の目的には使用いたしません。
12. 応募期限
2021年6月8日(火)17時(日本時間)
- ※期限までに応募フォームへの登録完了(応募書類添付必須)のこと
13. 問合わせ先
ご質問等は「問い合わせフォーム」よりお問い合わせください。電話によるお問い合わせにはお答えしかねます。
※お問い合わせ前に必ず「よくある質問(FAQs)」をご参照ください。
※ご利用のブラウザや設定によって応募フォームが正しく動作しない(入力ができない)場合があるようです。
Google クロームやEdgeを利用されて不具合が生じる場合、インターネットエクスプローラー(IE)での入力をお試しください。
応募前に「応募フォームの説明」、「よくある質問(FAQ)」を必ずお読みください。
【各種書式ダウンロード】
現在サーバーの状態が不安定なため、以下の書式ダウンロードリンクに接続できない状況となっています。
一時的にダウンロード専用リンクを別途設定しましたので、こちらより入手ください。
文書名 | ワード・エクセルファイル | PDFファイル |
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「早稲田大学履歴書」記入要領 | ダウンロード | |
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