卒業後は学びの杜を離れて、それぞれの道を歩み始める皆さん。「ぴーぷる」に登場いただいた早大生たちも、新たな一歩を踏み出します。夢へ向かって頑張る皆さんを、『早稲田ウィークリー』は応援します!
女子バスケ東京五輪代表を目指して
スポーツ科学部 4年 中田 珠未(なかだ・たまみ)
183cmの長身を生かして早大バスケ部で活躍。日本代表として2017年「夏季ユニバーシアード」銀メダル、2018年「アジア競技大会」銅メダル、「FIBA女子アジアカップ2019」優勝にも貢献した。学生で唯一、東京五輪A代表候補選手に選出。春からWリ ー グ「JX-ENEOSサンフラワーズ」の一員としてチームに貢献し、東京五輪代表入りを目指す。
まだまだ成長中。女子バスケ界期待の星・中田珠未(2018年7月17日)
障がいのある人たちに希望を与えたい
教育学部 4年 岸野 楓(きしの・かえで)
先天性難聴を抱えながらラグビー蹴球部へ入部。厳しい練習に励み選手として活躍した。1月の全国大学選手権では部員と『荒ぶる』を熱唱。精神的に成長できた、幸せだったと話す。大学では障がい学生支援室からPC通訳などの支援を受け、練習と授業とを両立した。卒業後は東京学芸大学大学院へ進学。障がいのある人たちに希望を与えられる仕事をしたいと目を輝かせる。
障がいを越えて 憧れの早大ラグビー蹴球部レギュラー奪取への挑戦(2016年11月15日)
世界と互角に渡り合える囲碁棋士に
社会科学部 4年 一力 遼(いちりき・りょう)
2016年の囲碁公式戦年間最多勝(47勝)に輝き、2017年に八段へ昇段。竜星戦では2016年の優 勝に続 き、2018、2019年と連覇した。2019年のNHK杯では目標であった井山裕太五冠(当時)を破り、大学生棋士として初、また歴代2番目の若さ(21歳8カ月)で優勝。今後もプロとして、世界と互角に渡り合えるような囲碁棋士になりたいと目標を掲げる。
早囲碁世界王者撃破、天元戦に挑戦、AI碁との戦い… 年間最多勝棋士・一力遼七段の大学1年目(2017年4月1日)
建築概念にとらわれず自身の創造を追求
創造理工学部 4年 石田 彩果(いしだ・あやか)
「旧岩崎邸庭園」をテーマにした作品「刻塀」で、あえて禁止されている組積造に近い設計に挑戦し、「建築新人戦2018」優秀新人賞を受賞。既存の建築概念や既成の評価・価値観にとらわれず、ただ純粋に作品を創造する過程が好きと語る。卒業計画では芸術や生物学、天文学などを取り入れた宇宙船発射台のための船を設計。卒業後は大学院に進学し、自身の創造を追求していく。
既存の建築概念を超えて、夢は自分専用ノアの方舟設計(2019年1月8日)
日本の経済活動発展に寄与したい
政治経済学部 4年 田邉 理恵(たなべ・りえ)
トレンドを意識した投稿や、ハッシュタグの付け方などを工夫し、わずか1年で1.3万人以上のフォロワーを抱える人気インスタグラマーへ。大学では授業を一度も休まず学業に励み、ICC(異文化交流センター)で学生スタッフも務めた。卒業後は日本の大動脈を担う鉄道会社へ就職。ゼミで得た知見や分析力を生かし、経済活動の発展に寄与したいと夢を描く。
勉強好きな無名の女子早大生が1年で インスタ 1万フォロワーのコツ(2019年5月7日)
チアの経験を次の舞台で生かす
大学院基幹理工学研究科 修士課程 2年 西村 政輝(にしむら・まさき)
公認サークル「早稲田大学男子チアリーディングチームSHOCKERS」 で 活 躍 した後、男女混成「チアリーディングチームREGULUS」のメンバーとして「JAPANCUP2017日本選手権大会」社会人部門に出場。チーム10年ぶりの優勝に貢献し、早稲田大学学生文化賞も受賞した。春から大手通信会社へ就職。大学院での研究とチアの経験を次の舞台で生かす。