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就活の進め方 〜内定者が語る三つのコツ〜

これから就職活動を始める皆さんの中には、どうすれば納得のいく就職活動が行えるのか? そんな疑問を抱えている方もたくさんいるのではないでしょうか。そこで、就職活動を終え、現在はキャリアセンターの学生キャリアアドバイザー(SCA)として活躍する先輩から、納得のいく就職活動を進めるためのコツを聞きました。就職活動を進めるにあたり、参考にしてみましょう。

社会科学部 4年 加藤 まなつ(かとう・まなつ)
人材業界に内定

コツ① 誰かと一緒に進めましょう

就活を意識し始めた大学3年生の6月、私は何から始めたらいいのか全く分からず不安でいっぱいでした。しかし、受験の知識を得るために塾に通っていたのと同じように、「誰かに教わればいいんだ!」と思い付き、就活相談を行っている人材会社のアドバイザーにお世話になることにしました。その方には自己分析や選考対策においてアドバイスをもらっただけではなく、各業界に関する知識を教わったり、自分に合いそうな企業を紹介してもらったりするなど、1人よりもずっと効率的に就活を進めることができました。就活の知識も時間も、1人で進めていたら全く足りなかったはずです。私の場合は企業のアドバイザーの方にお世話になりましたが、大学のキャリアセンターはもちろん、知り合いの先輩も相談に応じてくれると思いますし、就活支援の学生団体などからのアドバイスも有効でしょう。自分に合った形で誰かと一緒に進めることが非常に重要だと思います。

コツ② エントリーシート(ES)は添削してもらいましょう

私が3年生の夏に申し込んだインターンシップで書類選考を通過できた企業は、何と1社もありませんでした。当時のESを読み返すと、内容も書き方も散々で恥ずかしくなるほどです。しかし本選考では、ESで落ちることは一度もありませんでした。なぜかというと、添削を何度も重ねて練り上げたESを提出していたからです。私は現在、キャリアセンターのボランティアスタッフである学生キャリアアドバイザー(SCA)に加え、就活支援団体のメンターとして、数十人の後輩のES添削を行っていますが、最初は全然通らなかったESでも、添削を何度も重ねるうちにどんどん良い内容になっていく様子をたくさん見ています。よく「うまく書けていないから…」とESを他の人に見せるのを嫌がる人がいますが、「うまく書けるようになるための添削なのだから、恥ずかしがる必要はないよ」と伝えています。客観的な意見がもらえる添削は必要です。「添削してもらうまではESを出してはいけない」くらいの気持ちでいた方がいいと思います。

コツ③ 面接練習を通して、自己分析を進めましょう

私は、自己分析の目的は「自分 (性格・強み弱み・経験・夢…など)を人に説明できるようになること」だと捉えています。分析の方法には、自分史・モチベーショングラフ・性格診断ツールなどさまざまなものがあり、実際に私も使用しましたが、分析を進めるために一番効果的なのは「質問に答えること」でした。ですから、実際の選考前に面接練習をたくさんすることが重要です。すらすらと答えられる質問は自己分析が十分できている箇所なので、逆に答えに詰まった質問に対して自己分析を進めればいいのです。例えば昨年の今頃の私は、自分が今まで頑張ったことはいくらでも話せましたが、理想のキャリアパスを聞かれるとうまく答えられませんでした。しかし、面接練習でそのことに気付けたおかげで、社会人の先輩に話を聞いたり、志望する企業の社員インタビュー記事を読んだりするなど、自分の将来像を明確にするために動くことができました。

後輩へのメッセージ

就活中は悩むことも多いと思いますが、そんな時はキャリアセンターをはじめ、先輩や友人といった周りの人、就活支援団体などを頼りましょう。そして、就活をただつらく苦しいものではなく自分の将来を深く考えるよい機会にしてください! 悩みがあればいつでもキャリアセンターへ相談に来てくださいね。応援しています!

キャリアセンターの支援について

キャリアセンターではさまざまな支援を行っています。詳細は以下のWebサイトをご覧ください。

キャリアセンターでの支援
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