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手続きも簡単! 充実の給付型奨学金でプラスアルファの自分に出会える

2020年2月から始まる「春の奨学金登録(学部)」。約150種類に上る早稲田大学の学内奨学金は全て返済の必要がない給付型で、在学中に申請できるものも多数あります。大学卒業後、奨学金返済に困る社会人が増えているという報道もありますが、早稲田大学の学内奨学金であればその心配は要りません。民間奨学金にも多くの給付型があり、その多くが学内奨学金との併用も可能です。2020年度春の奨学金登録開始直前の今回のフォーカスでは、共に3人きょうだいのため、家計の負担を少しでも減らそうと奨学金を申請した教育学部4年生と基幹理工学部2年生の学生二人に話を聞きました。

金銭的な余裕が生まれたことで、学生生活の視野が広がりました

教育学部 4年 大留 立慈(おおとめ・りゅうじ)

受給中の奨学金
学内奨学金 小野梓記念奨学金 修学上、特に経済的に困難な学生を援助する給付型の奨学金。年間40万円。
日本学生支援機構奨学金 第一種奨学金、第二種奨学金 卒業後に返済の必要がある貸与型の奨学金。第一種は無利子で第二種は有利子。
過去に受給した奨学金
学内奨学金 大隈記念奨学金 学業成績を重視して選考する給付型の奨学金。奨学金額・選考方法は各学部により異なる。大留さんの受給時は年間100万円(現在の奨学金額は年間40万円)。
校友会給付奨学金 経済的に修学困難な学生を採用する給付型の奨学金。年間40万円。
民間奨学金 公益財団法人 日揮・実吉奨学会 理系学生のための給付型奨学金。本学では基幹・創造・先進・教育(理系)が対象。年間30万円を1年間限り。

私は3人きょうだいの末っ子で、兄と姉が2人とも私立の大学に進んでいることもあり、家計のことを考え、給付型奨学金が充実している点を重視して大学選びを行っていました。調べていく中で、私立大学の中では群を抜いて充実している早稲田を目指すことにしました。

高校の頃から奨学金を受給しており、大学に入ってからも奨学金をいただくことを念頭においていたため、高校時代はほとんど部活と勉強以外に時間を使う金銭的・精神的な余裕がなかったのですが、大学では奨学金をいただいているおかげで、視野を広げるための時間の使い方ができているように感じています。現在は数学の楽しさを伝えられる教員を目指して教育学部数学科で学んでおり、大学での勉強の他に、小学生向けに算数・数学を好きになるためのワークショップを行っている外部団体「math channel」でも活動しています。また、アルバイトもしてはいるのですが、お金のためだけにという意識ではなく、思い描く理想の教師を目指して、塾講師として算数や数学を教えています。教員採用試験の勉強をしなければならない時期には、アルバイトを減らして勉強に専念する必要もありましたが、そうした際にも、金銭的な部分での安心感が勉強への集中にも確実に影響していたと思います。

「math channel」の活動ではワークショップを通して算数・数学の楽しさを伝えている。写真は「1メートル」という長さをカラーテープを使って体感的に教えている様子

同じ数学でも、大学の授業以外での関わり方が増え、異なる楽しみ方を発見できたことで、現在では政治経済分野、理工分野などからの視点でも数学を勉強してみたくなってきています。学ぶ意欲も高まっているため、できるならもう一度奨学金を受給して大学生活を送りたいですね(笑)。

奨学金の手続きに関して難しそうと感じている方もいるかもしれませんが、『奨学金情報 Challenge』を学部事務所にもらいにいく、というところまでできれば、もう半分は終わったようなものです。奨学金の種類はたくさんありますが、基本的には「学内奨学金」か「民間奨学金」かにチェックをつけて登録さえしてしまえば、あとは大学からお勧めしてもらった奨学金を調べ、必要な証明書類をそろえるだけです。証明書類を集めるには家族の協力が不可欠ですので、早めに何が必要かを確認して協力をお願いしましょう。僕のお勧めは、1月のテスト最終日などに学部事務所に寄って次年度用の冊子をもらうことです。この時期に取り組めば証明書類の準備などが余裕を持ってできると思います。奨学課の職員の方はすごく丁寧に対応してくださったので、分からないことがあれば優しく答えてくれると思います。奨学金をいただくことで、きっと楽しい学生生活を送れると思いますよ。

大好きな映像の勉強ができて、将来の夢へとつながっています

基幹理工学部 2年 菅野 綾音(すがの・あやね)

受給中の奨学金
民間奨学金 公益財団法人竹中育英会 学業が優秀かつ健康で、学資支援が必要な学生を援助する、給付型の奨学金。選考対象は新2年生のみで、原則卒業年まで援助が受けられる。年間96万円。大学院に進級する場合には、審査を経て、さらに援助が継続可能。

私は3人きょうだいの長女で、弟と年の離れた妹がいます。現在の学部に進む際に、私立でかつ理系だとお金が掛かるため、下の弟妹に負担がいってしまうのが申し訳ないという気持ちで奨学金を申し込むことにしました。弟も理系に進むことを希望していたので、昨年度は貸与型の奨学金も申し込むか悩みました。というのも、貸与型であればいずれかには通るとは思ったのですが、後々の負担を考え、給付型だけを申し込みました(※)。結果として昨年は審査に通らず受給することができませんでしたが、今年度も諦めずに給付型に絞って申請を出したところ、無事受給することができました。

※奨学課では、経済的に奨学金を必要とする方は貸与型も含めた検討(申請)を推奨しています。

現在受給している「公益財団法人竹中育英会」は、奨学課職員の方に推薦いただいたのですが、それまでは自分が採用されるとは思ってもみなかった奨学金でした。月額8万円は金額的にかなり有り難く、しかも原則卒業まで保証してくれるという内容のよい奨学金をいただけて、大変感謝しています。多くの方が誤解しているかもしれませんが、申し込み時点では個々の奨学金を選択して申請するのではなく、まず奨学金登録をすれば、奨学課の方で条件に合った奨学金を推薦いただける仕組みとなっているんです。私も初めは『奨学金情報 Challenge』をもらったら、どの奨学金が自分の条件に合っているのかを全て読んで自分で考えなければいけないのかと思っていました。しかし、実際の申し込みでは、入力項目も家族の情報などの基本情報の他、学内か民間かの大まかな奨学金の種類を選択して申し込むだけでよかったので、負担は少なく感じました。また、年度ごとに申請が必要なことを忘れており、申し込み期限ぎりぎりで気付いたのですが、奨学課のWebサイト上にも必要な情報が掲載されており、ネット申し込みが可能だったおかげで期限内に申請できたことも便利に感じました。

いただいた奨学金は主に学費に充てていますが、将来は理系ならではの視点を生かしたテレビ局のディレクターになるのが夢なので、映像編集の技術を身に付けるべく動画編集ソフトのライセンス購入費にも充てています。月額4,000円程度は掛かるため、奨学金をいただいていなかったら躊躇(ちゅうちょ)していましたが、来年度から表現工学科の授業でも映像を専攻する予定なので、家での編集作業や勉強にかなり役立つと思います。また、基幹理工学部は課題が多く、アルバイトに割く時間も惜しいくらいなので、お金の心配のために時間を削られることも少なくて非常に助かっています。

奨学金登録について

奨学金登録について早稲田大学では、奨学金希望者は全員定められた期日内に「奨学金登録」(必要書類の提出)が必要となります。奨学金登録学生の中から、各団体の奨学金の趣旨・出願資格に最も適した学生が選考・推薦されます。ただし、家計支持者の死亡・失職・災害による被害などの緊急の事由が発生した場合は、その都度登録が認められることがありますので、奨学課にご相談ください。

2020年度版『奨学金情報 Challenge』は各所属学術院事務所で配布中

2020年度奨学金登録についてはこちら

【次回フォーカス予告】1月14日(火)公開「資格・検定特集」

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