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特集

六大学野球・早慶戦 主将・加藤、元プロ直伝の練習で感じた一球の重み

選ばれし者のみが戦う舞台 ── 野球・早慶戦を神宮球場で応援しよう!
6月1日(土)・2日(日)開催

今年、プロ野球・メジャーリーグ選手として活躍した小宮山悟氏を指揮官として迎え、新体制となった早稲田大学野球部。昨秋は、早慶戦で劇的な勝利を収め、慶應義塾大学の3連覇を阻止したものの、優勝まであと一歩の2位で終わり、悔しい思いをしました。今シーズンは「ONE」をスローガンに掲げ、まさにチーム一丸となって東京六大学野球の春季リーグ戦に挑んでいます。

春季リーグ開始直前に取材した小宮山新監督インタビューに続き、主将として、4番打者としてチームを引っ張る加藤雅樹選手(社会科学部4年)のインタビューをお届けします。6月1日(土)・2日(日)に、春季リーグ戦の最後を飾る早慶戦が開催されます。早慶戦は東京六大学野球の中でも特に多くの人が注目する試合です。ぜひ神宮球場へ応援に行きましょう!

「一球に対してみんながどう動くか」

社会科学部 4年 加藤 雅樹(かとう・まさき) 主将・外野手 早稲田実業学校高等部出身

4月20日東京大学戦でタイムリーを放つ加藤主将(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)

――主将になってまず考えたこと、また監督が変わったことで起きた変化は何でしょうか?

自分たちの代は優勝したことがありません。とにかく優勝したい。主将指名を受けてまず思ったのは、自分が背中で引っ張っていき、優勝できるチームにしたいということです。

小宮山監督はメジャーリーグまで行かれた方。言葉一つ一つの重みが違いますし、練習での一球に対する気持ちがまだまだ自分たちは甘かったんだなと思い知らされています。その意味でも、緊張感、練習の質はより高まったかなと思います。

――監督だけでなく、同じく元プロ野球選手で野球部OBの徳武定祐さん、田中浩康さんがコーチに就任しました。どんな指導を受けていますか?

(田中)浩康さん(2005年社会科学部卒業)からは、守備・走塁の基礎の部分、例えば、ベースの踏み方やリードの取り方、判断の考え方など、細かいことから誰もが知っていることまで、しっかり教わり直しています。

徳武さん(1961年商学部卒業)の言葉で一番印象に残っているのは、「バッティングは怖いものだ」ということです。高校時代に早稲田実業で一緒にプレーされた王貞治さんを例に、「あの王でさえ、シーズン前はホームラン1本打てるかどうか不安だった。そういう怖さを吹っ切って、覚悟を決めて打席に立つのが大事なんだ」と。徳武さんに言われたように覚悟を決めて、どっしり構えて、自分のバッティングを追求していきたいと思います。

監督を含めたお三方の話は、たとえで出てくる名前が偉大な人ばかり。浩康さんであれば、「(1学年上の)鳥谷敬さん(2004年人間科学部卒業、阪神タイガース)や青木宣親さん(2004年人間科学部卒業、ヤクルトスワローズ)はこうだったよ」。小宮山監督なら「(同い年で野球殿堂入りした)古田(敦也)はこう言っていた」と。もう、説得力が違いますね。

4月27日明治大学戦にて(写真提供:早稲田スポーツ新聞会)

――今年のテーマ、「ONE」に込めた狙いを聞かせてください。

野球部に受け継がれている「一球入魂」という言葉の下に、一球一球を大切にしていこうと。さらに言えば、昨年の秋、あと「一勝」で優勝を逃した轍(てつ)を踏まないように。そして、チーム「一丸」となって、一人一人がチームの中で何か特別な存在になろう! という「オンリーワン」の意味も込めて決めました。そのためにも、普段の練習から隙を見せないように心掛けています。カバーリングでも何でも、一球に対してみんながどう動くか。そこを重点的に取り組んできました。

――「一勝」という意味では、リーグ戦最後に迎える早慶戦はより重みを持つと思います。最終学年の早慶戦、どのように臨みますか?

早慶戦が特別なものであるというのは当然理解しています。昨年は春も秋も早稲田が勝ったので、相手も「絶対にやり返してやる」という強い気持ちで来るはずです。それを受け止めるだけではやられてしまうので、自分たちも向かっていけるように、闘争心を持って臨みたいと思います。

【プロフィール】
東京都出身。早稲田実業学校高等部卒業。高校3年生で夏の甲子園に出場(ベスト4)。主将としてだけでなく、2学年下の清宮幸太郎選手(日本ハムファイターズ)の後ろを打つ4番打者としてチームをけん引した。東京六大学リーグでは2年の春に首位打者とベストナイン(外野手)を獲得。3年次には世界大学野球選手権日本代表に選出。早稲田大学野球部第109代主将。右投げ、左打ち。

取材・文:オグマ ナオト(2002年第二文学部卒業)
写真撮影:石垣 星児

■試合概要とチケット販売について

【試合日時】
◆1回戦:6月1日(土)13:00~
◆2回戦:6月2日(日)13:00~
※雨天順延
※2回戦までで勝ち点が決まらない場合には月曜以降に続けて試合

【会場】明治神宮球場

【応援席券(1枚500円)販売場所】各キャンパス早稲田大学生活協同組合店舗
詳細:http://www.wcoop.ne.jp/sokei/

~学生部より、野球観戦に際してのお願い~
早大生としてマナーと責任ある行動を心掛けてください。

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    1959年創立。早稲田大学体育各部44部の活躍を報道している、学生スポーツ新聞の先駆け的存在。取材・撮影・執筆・編集の全てを学生のみで行 う。年12回(+号外)新聞を発行しているほか、Webサイトでは試合記事を日々更新。通常号の新聞は無料配布だが、早慶野球号のみ1部100円で販売している。
    Webサイト:http://wasedasports.com/ Twitter:@waseda_sports

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