Waseda Weekly早稲田ウィークリー

コラム

私の意見にもだまされないように

本稿は、イニシャル付きとはいえ匿名である。そして、匿名での情報発信は、最近流行(はや)りのフェイクニュースや、アイドル殺害予告でも同じである。匿名情報は、本当に信頼に足るのだろうか。ウソをついても他人を中傷しても、身元がわからないと考えて、無責任にテキトーに書かれた文章なのではないか。実際、かくいう私も、学術論文を書くときより数段軽い気持ちでこの記事を執筆している。

とはいえ、著者名が明記された記事が本当に信用に値するのかも疑問である。すぐばれるようなウソをつくとは思えないが、著者は、自分を高く売るために大袈裟(げさ)な文章を書いているかもしれない。どうせ読者はすぐ忘れるからと考えて(もしくは著者自身が過去の主張などを忘れやすいために)、毎回異なる主張を展開しているかもしれない。学術論文と違って、巷(ちまた)の文章は、査読者という第三者が内容を点検したもの、したがって、内容が保証されたものではない。

こうして考えると、どの文章も信用できないことになる。読者のみなさん、おかしな記事に決してだまされないように。大学生活を通して、自分自身で物事を判断できる力、そして何より、自分で判断しようとする姿勢を身につけてほしい。そして、このように述べている私の意見にもだまされないように。

(K)

第1026回

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