早稲田大学雄弁会は1902（明治35）年設立の政治サークルです。まだメディアが発展途上だった当時、足尾銅山鉱毒事件の惨状に心を痛めた学生たちと共に、早稲田大学建学の母たる小野梓が結成し、大隈重信公が初代総裁となって当会は生まれました。以来100年以上にわたり、雄弁会は会の結成趣旨を忘れず、常に「社会の進運に寄与する真の雄弁家」を目指して活動して来ました。

雄弁会員の主な活動は会旨に基づいた「演練・研究・実践」です。「演練」では弁論の作成と技術の向上を目指します。弁論大会に出場し、実際に演台から自らの意見を発信することもあります。「研究」では主に勉強会を行い、各会員の興味分野を会に共有することもできます。「実践」は社会に出て様々な取組を行うことで、議員インターンをしている会員もいますし、ボランティアに参加する会員もいます。

雄弁会は、学生という立場から政治や社会に関われることに何でも取り組もうという「進取の精神」を持つ学生の集まりと言えます。数多くの弁論大会での優勝・入賞や、5人の総理大臣経験者を始めとした各界で活躍される先輩方の存在は会の特長が表れていると言えるでしょう。

入会に際しては、学年や学部、これまでの経験といったものは一切不問です。少しでも気になりましたら、ぜひ遠慮なくお問い合わせください。様々な新歓イベントも行っているのでお待ちしております！