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名湯・絶景・海の幸、伊東の恵み満載! 至福の「伊豆川奈セミナーハウス」

早大生や教職員であれば格安、1人1泊2,000円台! で宿泊できるセミナーハウス。ゼミやサークルだけではなく、友人同士での利用も可能です。全部で五つあるセミナーハウスの中から、今回は、伊豆半島の豊かな自然、歴史ある温泉、海の幸、そして多彩な観光スポットを有する静岡県伊東市の伊豆川奈セミナーハウスを紹介! SJC学生スタッフの飯田さんと柏崎さんが、東京からの道中や寄り道スポットも含め現地リポートします。気になる食事や旅のお勧めポイントを一緒に見ていきましょう。長期休みや週末など、気軽に利用してみては?

※記事内の価格は全て税込み。掲載情報は2025年6月現在のものです。

INDEX
▼地元食材と温泉を満喫 セミナーハウス紹介
▼歴史的観光地の多彩な魅力 周辺スポットガイド
▼セミナーハウスの利用はMyWasedaから!

地元食材と温泉を満喫 セミナーハウス紹介

SJC学生スタッフ
スポーツ科学部 4年 飯田 さや(いいだ・さや)
基幹理工学部 4年 柏崎 光音(かしわざき・あかね)

セミナーハウスに向けて、いざ出発!

東京駅からJR特急「踊り子」に乗り、1時間40分ほどで伊東駅に到着。遠過ぎず近過ぎず、後半は左手に広がる海を眺めながら程よい時間の電車旅です。また、東京駅から熱海駅まで新幹線で行き、熱海駅からJR伊東線に乗り換える方法でも値段はあまり変わらないので、時間帯によって都合の良い行き方を選びましょう。

写真左:温泉と観光で栄える静岡県伊東市の中心地にある伊東駅。駅前にはアーケード付きの商店街があり、昭和レトロな雰囲気が漂う。駅構内にも土産屋がある
写真右:今回の旅を案内する柏崎さん(左)と飯田さん(右)

伊東駅からセミナーハウスへはタクシーで約20分。もしくは、基本的に30分に1本ほどの間隔で運行している路線バス(東海バス)だと、20分少々で「小室山リッジウォーク“MISORA”」バス停に着き、そこから徒歩10分足らずでセミナーハウスに到着。交通費の節約にもなります。ただし、海水浴シーズンなどは渋滞のため、倍以上時間がかかることも。そんなときは、伊豆急行線で伊東駅から2つ先の川奈駅で下車し、セミナーハウスまでタクシーで5分ほど、徒歩だと30分ほどで行く方法もあります。

セミナーハウス周辺にはコンビニなどがないので、必要な買い物は伊東駅か川奈駅周辺で済ませておくと良いでしょう。なお、チェックインは13:00~17:00で、駐車場(※1)は普通乗用車7~8台分あります。

※1 宿泊者が多いときもあるので、車で来訪する場合はなるべく乗り合わせてください。

写真左:伊豆川奈セミナーハウスに到着! 閑静な高台の高級住宅街を進むと真っ白な壁のセミナーハウスが見えてくる
写真右:すてきな笑顔で迎えてくれたのは、生まれも育ちも伊東という管理人の長島浩二さん・則江さんご夫妻。浩二さんは3年前まで東京の百貨店でアパレル関係の仕事を、則江さんは長年地元の子ども食堂のお手伝いで料理の腕を振るっていたそう

飯田

実は、私は今回2回目の来訪です。前回は川奈駅を利用しましたが、伊東駅よりも小さな駅でタクシーは待っていても来なかったので配車手配しました。川奈駅から歩きで向かう場合は、上り坂なのでご注意を!

柏崎

セミナーハウスの受付ロビーには、管理人さんの趣味でもあるレトロなオーディオセットがあり、すてきなクラシックが流れていました。玄関にはちょっとしたイルミネーションもあり、入館からワクワクしました!

地物、朝採れ、手作り。こだわりの絶品料理

次は伊豆川奈セミナーハウス、絶品料理の紹介です。地物の食材を使った手作りの和食がこだわり。伊東名物の干物は定番で、ひじきやおから、豆などの煮物中心の副菜も並び、栄養バランスもばっちりです。野菜は全て地物を仕入れるので、季節に応じて旬のものが提供されます。ボリューム、栄養共に満点で、朝食770円、夕食1,210円は安い!

セミナーハウスでの朝食(左)と夕食(右)。干物はアジかサバがメインで、夕食には刺身が付く。ご飯はおかわり自由!

そして、伊豆川奈セミナーハウスで大人気の特別料理が刺身の舟盛りです。アジや金目鯛など、当日の朝に近くの漁港から直接仕入れる新鮮で旬なお刺身が盛りだくさん! 舟盛りは5人前で6,600円。10日前までの予約が必須なので、お忘れなく。

写真左:刺身の舟盛り。時価のため、魚の種類や量は季節や天候によって変わる
写真右:食堂で、いただきます! 取材のため特別に、朝食・夕食・舟盛りの全てをまとめて堪能しました

柏崎

朝食も、夕食も、舟盛りも全部絶品です! 家庭的な味付けでついついお箸が進み、しっかりとエネルギーチャージ。舟盛りは見た目も豪勢でテンションが上がるので、大人数での宿泊の場合はマストです!

源泉加熱かけ流し“美肌の湯”と畳敷きの和風空間

伊豆川奈セミナーハウスのもう一つの魅力が温泉です。温泉付きのセミナーハウスはなんとここだけ! 弱アルカリ性で、しっとりとなめらかな湯ざわりが特徴。保湿効果が高いため、湯冷めしにくく冷え性の方にもお勧めです。お湯の温度は、疲労回復にも良く温泉の適温とされている43度。16:00~22:00と、朝6:30~7:30であれば利用可能なので存分に楽しみたいですね。

男性用浴室。お湯は、神経痛、筋肉痛、関節痛といった効能の他、切り傷、火傷、慢性皮膚病などにも効くそう

宿泊する部屋は、学生兼教職員用の和室(4名用)が10部屋と、教職員専用の洋個室が2部屋あります。和室は8畳が二間続きになっているので、定員4名でものびのびとくつろげます。各部屋に洗面台とトイレ、小型の冷蔵庫、エアコンがあり、もちろんWi-Fiも完備。ただし、タオル類やアメニティー、ドライヤーはないので、必要な物は持参しましょう。その他施設・設備の詳細は学生生活課Webサイトを確認してください。

(左)和室は旅館のような雰囲気に心が和む。布団の上げ下げはセルフサービス。(右)教職員専用の洋個室も外光がたくさん入る。自然豊かな高台に立地しているため、周りは静かで落ち着いている。

歴史的観光地の多彩な魅力 周辺スポットガイド

絶景スポット! 360度広がる紺碧の海と空

伊豆川奈セミナーハウスに来たら絶対に行っておくべき、小室山リッジウォーク“MISORA”。セミナーハウスのすぐ裏手にあり、管理人の長島さんに裏道を案内してもらえば、なんと3分ほどで到着しちゃいます! 小室山公園は以前から観光スポットですが、2021年に山頂にオープンしたこの施設は、海と空が広がる紺碧の世界と一体になれるビュースポット。早速、レトロかわいいリフトに乗って山頂へ向かいます。

写真左:セミナーハウスの裏道を抜けると、小室山公園の敷地内に。目の前にある建物が、レストランに併設されているリフト乗り場。「小室山リッジウォーク“MISORA”」のバス停もここにある
写真右:リフトの所要時間は片道5分。チケットは往復1,000円(片道600円)。リフト上からも絶景が望める

リフトの興奮冷めやらぬ間に眼前に広がるのは、山頂をぐるりと囲む木製の遊歩道(ボードウォーク)と、360度広がる海と空の世界。北に富士山、東には相模灘や房総半島、南には伊豆諸島、西には天城連山など雄大な景色に囲まれます。

自然と一体となるような感覚の中で、心の奥まで澄み渡るほどの解放感を味わえる

しばし自然に溶け込んだら、頂上にあるCafé・321へ。全席オーシャン&スカイビューの店内では、ブレンドコーヒーの他、フォトジェニックなオリジナルドリンクや伊豆のクラフトビールなども楽しめます。また、頂上から歩いて10分ほど下ったところには恐竜広場もあり、家族連れにも人気だそう。

店名の由来は標高321mから。ドリンクは左から、MISORAヨーグルトフラッペ(ブルー、ストロベリー、共に700円)、地層カフェラテ(650円)

飯田

小室山頂上からの見晴らしは、言うことなし! インスタ映えも間違いなし! 海岸線を走る車窓からの景色とはまた違った魅力がありました。カフェのオリジナルドリンクもおいしかったです。

観光地・伊東の溢れる魅力

小室山公園は一年を通して季節の花々が楽しめますが、4月頃に40種・10万本のつつじが咲き誇る「つつじ園」は必見です。この他、セミナーハウスから車で10~15分のところには、カピバラなどの動物と触れ合える伊豆シャボテン動物公園や、大人もアクティブに遊べるレジャー公園伊豆ぐらんぱる公園などがあり、グループで遊ぶのにうってつけ。

また伊東では、夏場に14回も行われる花火大会をはじめとして年間を通してさまざまなイベントが開催されているので、それに合わせてセミナーハウスを利用するのも良いでしょう。予約時に管理人の長島さんに相談すると、車で10分ほどの伊東オレンジビーチにあるBBQ場を紹介してくれるそう。「伊東のことなら何でも聞いてください!」 と頼りになる管理人さんです。

写真左:毎年8月にある按針(あんじん)祭(徳川家康の外交顧問・三浦按針による日本最初の洋式帆船建造を記念したお祭り)では、約10,000発の花火が打ち上がる(写真提供:伊東市)
写真右:伊東オレンジビーチ。伊東駅から徒歩3分、夏場には海の家が立ち並ぶ(写真提供:伊東市)

帰りはぶらり、熱海で途中下車も

伊東駅からはJR特急「踊り子」に乗れば、乗り換え無しで東京方面へ帰れますが、熱海駅での途中下車もお勧め。伊東駅からJR伊東線で5駅、約25分ほどで熱海駅に着きます。日本有数の観光地ですが、駅から熱海サンビーチまでは徒歩15分、そして駅前にある熱海平和通り商店街・仲見世商店街周辺には、名産の温泉まんじゅうや干物からSNS映え間違いなしのスイーツまで、お土産や食べ歩きグルメが充実! また、バスで10分ほどのところには、早稲田大学文学部の創設者で『小説神髄』やシェイクスピア全集の翻訳で有名な明治時代の文豪、坪内逍遙が晩年を過ごした双柿舎があり、週末のみ開館(無料)しています。

熱海駅の目の前にある熱海平和通り商店街。創業70年といった老舗店から、若者向けの新しい個性的なお店までさまざま。写真右はイートインもできる干物屋「魚とや(ととや)

飯田

改札を出ると目の前に足湯が! 初めは気が引けるかもしれませんが、みんなどんどん入っていくので大丈夫、旅の疲れを癒やしてくれますよ。ハンドタオルをお忘れなく!

柏崎

商店街には本当にいろんなお店があってお土産に迷ってしまいます! 有名な熱海プリンはテイクアウトもできるので、帰りの電車の中で食べるのもお勧めです。

熱海駅の改札を出たところにある足湯「家康の湯」。9:00~16:00の間に無料で自由に入れる

いかがでしたか? 伊豆川奈セミナーハウスの魅力は伝わったでしょうか? ゼミで、サークルで、友人との旅行で、気軽に「格安」セミナーハウスを利用しましょう!

セミナーハウスの利用はMyWasedaから!

早稲田大学五つのセミナーハウスとは

早稲田大学セミナーハウスは、軽井沢(長野県北佐久郡軽井沢町)、菅平(長野県上田市)、伊豆川奈(静岡県伊東市)、鴨川(千葉県鴨川市)、本庄(埼玉県本庄市)の全5カ所(※2)。全てMyWasedaから予約できます。ゼミや研究室、サークルだけでなく、学生同士でも利用が可能です。予約方法の詳細は、学生部Webサイト内の利用の流れから。また、食事を希望する場合は、宿泊費とは別に食事代がかかります。運動施設の利用にも、別途料金がかかるものもあるので事前に確認してください。

※2 軽井沢は4月下旬~11月上旬のみ開館。

セミナーハウスは、一般の旅館やホテルとは異なり、セルフサービスが原則です。また、利用上のルールがあるので、管理人の指示に従ってください。
伊豆川奈セミナーハウス

所在地:〒414-0044 静岡県伊東市川奈字扇山1427-10
電話:0557-44-5007
FAX:0557-44-5008
事務取扱時間:8:00~20:00(時間厳守・電話による問い合わせもこの時間内に限る)
開設期間:通年(年末年始を除く)
チェックイン:13:00~17:00
チェックアウト:10:00(時間厳守)
予約に関する問い合わせ:早稲田大学学生部学生生活課

撮影:番正 しおり

【次回フォーカス予告】6月23日(月)公開「ボランティア特集」

早大生のための学生部公式Webマガジン『早稲田ウィークリー』。授業期間中の平日は毎日更新!活躍している早大生・卒業生の紹介やサークル・ワセメシ情報などを発信しています。

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