まるで“陸上のカーリング!?” ボッチャ体験会
2023年10月13日(金)に開催いたしました「まるで“陸上のカーリング!?” ボッチャ体験会」についてご報告いたします。
本イベントはパラリンピックの種目であるボッチャを体験することで、パラスポーツの魅力を知ってもらうとともに、参加者同士の交流の場を設けることを目的として実施しました。
イベントの内容
ボッチャは、重度の障がいのある方のために考案されたスポーツです。赤・青のそれぞれ6球ずつのカラーボールを投げたり転がしたりすることで、ジャックボールと呼ばれる白いボールにいかに近づけるかを競います。一見簡単そうに見えますが、カラーボールをジャックボールに近づける戦術がとても多彩で、奥の深いスポーツです。なお、本イベントは「WASEDAスポーツ・健康月間」の一環として行いました。
当日は3つのコートを設置し、どの時間に来てもすぐにボッチャが楽しめるようにしました。学生スタッフによるルールの説明のあと、参加者の皆様が実際にボッチャをプレーすることでボールの投げ方などを学んでもらいました。当初は思ったより飛ばないボールや、少し複雑な得点計算に苦心されていたようでしたが、次第にボッチャの面白さに夢中になっている姿が見受けられました。
ボッチャはチーム戦のため、初対面同士がチームとしてプレーする場面が多くありました。学年、学部・学科の垣根を越えて協力し合う姿は、まさにパラリンピックの目指す「共生社会の実現の促進」そのものでした。

ボッチャの試合風景。参加者は互いに、自チームのボールがいかにジャックボールに近づけられるか考えながら投げていました。
参加者の皆様からは、「気軽にボッチャを体験することができてよかった」「ふだんは関わることの少ない学部・学年の学生と交流できた」などのご意見をいただきました。昨年度同様のイベントを実施した経験を活かして、本年度はよりアクセスしやすい場所で、来てすぐにボッチャを体験できるように工夫したため、このようなお言葉をいただき大変嬉しく思っております。当日は20人以上の方々が参加され、多くの方が30分以上ボッチャを楽しんでおりました。またアンケートに答えていただいた方から、抽選で豪華景品をプレゼントする予定となっています。

ボッチャの得点計算風景。ジャックボールに最も近いボールを投げた側が勝ちとなり、得点が入ります。どちらのチームのボールがジャックボールに近いか、専用の計測器を使って測ることもあります。
今後も SJC では学生の皆様にとって、より良いキャンパスライフを送るきっかけとなるようなイベントを企画・実施してまいります。 皆様のご参加を心よりお待ちしております。