Student Participation and Job Center (SJC)早稲田大学 学生参画・ジョブセンター

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「脱・“知ってるつもり”!みんなで学ぶ子宮頸がん」実施報告

10/24(月)に開催した「脱・“知ってるつもり”!みんなで学ぶ子宮頸がん」について報告いたします。

日本では、子宮頸がんワクチンの接種率がその他先進国と比べて著しく低く、そもそも子宮頸がんとはどのような病気なのかを知らない、という人も多い現状があります。

本企画は、特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会様から田渕未里様を講師にお迎えし、子宮頸がんや子宮頸がんワクチン・検診に関する実態と正しい知識を学び、理解を深めてもらうことを目的とした対面イベントとして実施いたしました。

イベント内容

オープニング

オープニングでは、学生スタッフから本企画の目的について説明しました。子宮頸がん及び子宮頸がんワクチン・検診に対する理解を深めることを目的としており、特に子宮頸がんワクチンの接種についてはあくまで情報提供がメインである旨を説明しました。その後、ゲストである田渕様をご紹介し、講義パートへと移りました。

講義パート

講義パートでは、ヨーロッパで細胞診断業務に携わられていたこともある田渕様から、子宮頸がんのメカニズムや子宮頸がんワクチンの接種、定期検診の重要性と問題について教えていただきました。

がんに罹る要因からはじまり、子宮頸がんについて、子宮頸がんワクチン・検診の必要性、海外と比較した日本の子宮頸がんに対する取り組みの現状等、子宮頸がんに関する基本的なことから丁寧にお話ししていただきました。どの参加者もメモを取り、ときおり頷きながら真剣に講義を聴いていました。

講義の中で特に印象に残ったことは、子宮頸がんワクチンを接種するにせよ、しないにせよ、自分の選択に責任を持つことが大切だというお話です。自分の体のために納得のいく選択ができるように、接種した場合の副作用や接種しない危険性など、積極的に子宮頸がんや子宮頸がんワクチン・検診に関する知識を蓄えること、また蓄えるだけではなく、正しい知識を広めていく必要があるのだと感じました。

質疑応答パート

質疑応答パートでは、事前アンケートでいただいていた質問に加えて、匿名で質問を受け付けるアプリを利用して、イベント会場でも多くの質問をいただきました。

参加者からは「ずっと不安に思っていた子宮頚がんワクチンのことを医療従事者の方に教えていただけた」といった声が寄せられ、参加者の多くが子宮頸がんワクチンや定期検診に対する不安、悩みを解消できたのではないかと思います。

アンケート結果

イベントの最後にアンケートを送付し、参加者の皆さんに回答をお願いしました。

このアンケートの参加者の満足度は、5段階評価で平均が4.67となっており、8割以上の方から非常に満足したとの評価をいただきました。また、「詳しく知ることができて、自分で選択をする際の材料になった」「今日伺った話を身近な人にも共有したい」等の感想をいただきました。子宮頸がんについて知りたい、子宮頸がんワクチン・検診の情報を得たいといった目的を持って参加されている方が多く、「学んだ知識を自身のこれからの行動に役立てたい」といった主旨の回答が多く見られました。

また、子宮頸がん以外にもあまり知られていない病気や、性教育に関する講演をまた企画して欲しいという意見もいただき、ぜひSJCで実現していきたいと考えております。


当日は大きなトラブルもなく、無事イベントを開催することができました。

本イベントにご参加いただいた皆さん、ご協力いただいた特定非営利活動法人 子宮頸がんを考える市民の会様、誠にありがとうございました。

今後もSJCはさまざまなイベントを企画予定です。皆さんのご参加を心よりお待ちしています。

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