Office of Continuing Education(OCE)早稲田大学 コンティニューイング・エデュケーション推進室

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社会人の学び直しでキャリアをアップデート 受講生が語る早稲田マーケティングカレッジの魅力とは

市場環境や消費者行動が急速に変化する今、ビジネスの現場では経験や勘だけに頼らない意思決定が求められています。また、生成AIの活用が進む中で、総合的な知見に基づく判断や顧客インサイトの発掘といった生成AIに代替されにくい思考領域を強化し、「なぜ選ばれるのか」「どうすれば選ばれるのか」を体系的に思考するマーケティングの重要性は、これまで以上に高まっています。

本記事では、早稲田大学が展開する社会人向けリカレント教育プログラム「早稲田マーケティングカレッジ(WMC)」を取り上げ、実際に受講した2名の声を通して、学び直しがどのように仕事やキャリアの可能性を広げたのかをご紹介します。

Ⅰ.早稲田マーケティングカレッジとは

早稲田マーケティングカレッジ(WMC)は、次世代のマーケターが身につけるべき知識と実践力を体系的に学ぶ履修証明プログラムです。マーケティング理論のコアを習得するとともに、生成AIを含むデジタルを活用した先端的な方法論、さらにはオフラインとオンラインを融合させたマーケティング(OMO)までを幅広く扱い、現代のビジネス環境に対応できる視点を養います。単なる知識の習得にとどまらず、理論を土台に、変化の激しい市場環境でも再現性のある意思決定ができる力を育むことを目指しています。

多様な業界・職種の社会人が集う学びの場

受講生のバックグラウンドは多岐にわたります。メーカーやIT企業、広告・サービス業、自治体など、異なる業界・職種で活躍する社会人が同じ教室に集い、実務課題を持ち寄りながら議論を重ねます。営業や企画、マーケティング担当者はもちろん、経営層や新規事業に携わる人材など、「マーケティングに関する総合力を身に着け、今後のキャリアを切り拓きたい」という明確な目的を持つ受講生から刺激を受けることができます。

アウトプットを重視した学習

講座内では特定の企業の現状を踏まえて、グループでマーケティング計画の策定に取り組むPBL(Project Based Learning)科目を設置しています。各グル―プには経験豊富な実務家マーケターがアドバイザーとして付き、マーケターとして成長するための指針を示します。学期末には各グループが策定した計画をプレゼンし、講師陣が評価とフィードバックを行います。また、ワークショップやケーススタディによる科目を配置し、ブランド開発やデジタルマーケティング戦略、マーケターとしての成長戦略などをテーマに、能動的な学習を通じて実務に直結する力を身につけます。

こうした学びを通して培われるのは、課題を整理する思考力、戦略を描く企画力、関係者を巻き込みながら実行へ導く調整力など、実務に直結する実践的な力です。変化の激しいビジネス環境においても、自ら考え、判断し、成果につなげていくための基盤が築かれていきます。

Ⅱ. 受講生インタビュー】仕事・キャリアの課題を解決するために

カレッジ生のケース1:アウトプットを重視した学びで、事業・サービスの課題解決につなげる

「土曜に学んだことが翌週から仕事にアウトプットできそうな期待感があった」と語るMさん。情報サービスを扱う事業会社のコーポレート部門で、経営計画や全社横断プロジェクトを推進するにあたって、求めたのは、「アウトプットを重視した学び」。企業のCMOをはじめ、マーケティングの実務家講師のもとで、全講義リアル開催でワークショップ中心の能動的学習に魅力を感じたそうです。

――WMCでの学びはいかがでしたか?

インサイト発掘のプロセスからマーケティング戦略立案のプロセスまで、マーケティングの一連のプロセスを学ぶことができました。特に大きかったのは、カスタマージャーニーマップを作るプログラム。受講後、自社サービスのカスタマージャーニーマップを作成して社内でプレゼン。課題となっている組織やシステムやツールを洗い出して、実際に事業計画に落とし込むことができました。また、私は早稲田の卒業生でもありますが、久しぶりに大学のアカデミックな雰囲気を味わえて懐かしい気持ちになりました。

――ここで得た学びをどのように生かしたいですか?

まだまだ自社には課題となっている事業があり、マーケティングの視点でお客さまに選んでもらえるような魅力的なサービスに作り変えることにチャレンジしたいと思います。本プログラムは、中間発表・最終プレゼンに向けて講義以外でも多くのミーティングをする必要がありますし、講義によっては事前課題もあります。それでも、かけた時間だけマーケティングへの理解が深まったと実感しています。「効率よく学びたい」という方よりも、「腰を据えてしっかり知識やスキルを身につけたい」という方におすすめします。

受講生同士のコミュニケーションも活発に行われます

カレッジ生のケース2:コンフォートゾーンから抜け出すための、体系的な学び直しを

広告代理店を経て、現在は事業会社でマーケティングを担当するKさん。学習サービスのキャンペーン設計や広告戦略に携わる中で、「知識を整理し直したい」という思いから、早稲田マーケティングカレッジ(WMC)を受講しました。

――あえて「いま」学び直しを選んだ理由は?

これまで広告代理店や事業会社で経験を積んできましたが、マーケティングを体系的に学ぶ機会はほとんどありませんでした。実務の中でフレームワークを覚えたり、書籍で知識を補ったりしてきたものの、「学問として体系的に理解したい」という思いが徐々に強くなっていったのです。社会人10年目を迎え、コンフォートゾーンから抜け出すためにも、知識をアップデートする必要があると考えました。

――印象に残っているエピソードはありますか?

PBL科目でのグループワークは非常に貴重な経験になりました。会社であればメンバーがそれぞれの役割を担い、チームの意思決定や判断基準の「原理原則」もある程度明確ですが、PBL科目は業種も職種も異なる人が集まるため、「原理原則」を策定するところから合意形成しなければならない点で苦労しました。最終プレゼンでは1位を取ることができましたが、自分たちで判断し、自信と熱量を持って提案に臨んだからこそ。提案に意思を持つことの大切さに気づかされました。また、社会人になって新たな人との出会いが限られる中で、自分と全く異なる経験をしてきた人と意見をぶつけ合うことを通じて、とても良い人間関係を築くことができたのも良かったです。

――学び直しを迷っている方へメッセージを。

「実務でマーケティングを担当しているが全体像が理解できていない」「会社以外でアウトプットする場が欲しい」という方も多いと思います。私自身はこれまで勤めてきた会社が比較的規模が大きく、担当する業務範囲が明確だったこともあり、上流からの視座で考えたことがあまりありませんでしたが、そもそもの大目的は何か、選択と集中すべきところはどこか、という考え方を身につけることができたと思います。会社以外での新たなネットワークができる点も魅力なので、ぜひ一歩踏み出してみてください。

チームでの最終プレゼンに向けて仲間と議論を重ねます

まとめ

今回ご紹介した受講生の声からも分かるように、早稲田マーケティングカレッジ(WMC)で得られるのは、単なる知識の習得ではありません。理論を土台に実務課題へ向き合い、多様なバックグラウンドを持つ仲間と議論を重ねる中で、思考力や企画力、そして意思を持って提案する力が磨かれていきます。

「マーケティングの全体像を整理したい」「実務と理論を結びつけたい」――そうした思いがあるなら、本プログラムは有力な選択肢の一つになるでしょう。

変化の時代だからこそ、これまでの経験を再構築し、次のステージへと押し上げる。

その第一歩としての学び直しが、これからのキャリアの可能性を大きく広げていきます。

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