6月14日(日)に「見つけて、ちょっと好きになる。-湿地のいきもの調査-」を実施しました。
生き物はそれぞれ自分に適した環境で暮らすので、どんな生き物が住んでいるのかを調べることで、そこがどんな環境なのかがわかるのだそうです。今回はどんな生き物が見つかるのでしょうか?
当日は曇りで、気温も高すぎも低すぎもせず、ありがたいことに非常に調査がしやすい天候でした。今回は参加者の方々と学生・調査室スタッフを含め、総勢20人弱で行いました。
調査の方法としては、中流水田でタモ網採集(通称:ガサガサ)を行った後、調整池に事前に仕掛けておいた罠を確認しに行きました。
実際にガサガサしている様子です。タモ網(水生生物調査用の網)で、水辺と陸地の境目くらいをガサガサして、潜んでいた生き物を捕まえます。

以下のような様々な生き物たちが見つかりました!
左からオタマジャクシ(シュレーゲルアオガエル幼生?)、アメリカザリガニ、水生昆虫のガムシの仲間、ゲンゴロウの仲間、コミズムシ、ヤゴ(トンボの幼虫)などが確認されました。
また、水面を泳いでいたハシリグモの仲間や、アメンボなども確認されました。
スタッフの解説を聞き、それぞれの生き物の観察をした後、調整池の方へ。今回はかご状の網と柴を設置しました。柴は小枝をひもでくくったもので、水中に沈めておくと水中の生き物が棲家にするので、引き上げた時に捕まえることができるのだそうです。ちなみに、桃太郎の「おじいさんは山へしばかりに〜」の「しば」はこの「柴」なんだとか。
柴の方にはモツゴ(別名:クチボソ)や小さなエビの仲間がいました。
罠にはウシガエルのオス・メスとアメリカザリガニがかかっていました。どちらも外来生物です。

今回の調査で湿地の状態を知れたことはもちろんですが、私自身、普段なかなか見られない水辺の生き物たちに出会うことができ、この先も彼らが住んでいけるよう、この環境を維持していきたいと改めて思いました。
湿地のいきもの調査にご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
人間科学部・1年・桑野そら

