“にほんごペラペラクラブ”となんぞや?
「かとちゃん、授業で先生が言っていることは分かるけど、サークルでの会話は何言っているか分からなくて困っています」と留学生から相談を受けました。おそらく若者言葉や省略語が理解できないからだと思います。
“にほんごペラペラクラブ”は留学生が授業だけでは身につけられない語彙や会話力を楽しみながら習得してもらうICCのイベントです。私たち日本人学生は、彼ら留学生の会話のお手伝いをするサポーターとして参加することができます。
私は以前から海外の友達を作りたいと思っていましたが、英語を流暢に話す自信もなく、どうしたらよいか考えていました。そんなときにこの活動を知り、「これだ!!」と思い応募しました。
思考が日本地図から世界地図へ。
活動を通して、留学生は自分を強く持っていると肌で感じました。将来映画を作るための勉強に来ている人、日本のオタク文化が好きでたまらない人など、個性豊かな留学生が日本の様々な出来事や話題について語ってくれます。それを共有することがこんなにも楽しいものだとは思っていませんでした。意外に思ったのがアルバイトをすることに留学生が非常に関心を抱いていたことです。「日本の店員さんの態度は素晴らしい。ぜひ身につけたい」と言ってアルバイトの時間を大切にしていました。留学生ならではの視点での話を聞くと、逆に自分は日本の文化を強く意識するようになり、自分は日本人だと強く感じるようになりました。そして「他の国はどうか?」と、他国と比較し、今までよりさらに広い視野で考えられるようになりました。日本中心でしか物事を捉えていなかった自分が、世界を知り、グローバルに活躍したいと考えられるきっかけになったと思っています。
国際交流してみたいけど、きっかけがつかめない…。留学生の友達を作ってみたい…。そんな風に思っている方は、ぜひ国際交流最初の第一歩として、このペラペラクラブに参加することをお勧めします!