Intercultural Communication Center (ICC)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

その他

楽しく国境を越えて(メル・アラモ)

早稲田大学大学院文学研究科科目等履修生

メル・アラモ
ICC学生スタッフリーダー在職期間
2009年5月~2010年3月

 

SSLをやっていたときにたくさんのサポーターから「SSLってどんなことするの?どんなアルバイトなの?」と聞かれました。SSLを卒業する今、振り返って思い出を述べるのと共に、SSLの仕事とは何かについて書いてみたいと思います。

 

応募までの僕と国際交流

幼い頃から次から次へと色んな国で生活していた僕にとっては、国際交流はむしろ自然なことであったと思います。元々はスペイン語圏の南米のベネズエラで生まれた僕が、家族と英語圏のアメリカ中部に引っ越したとき、人生初めての異文化にカルチャーショックを感じました。初めての登校への不安や、英語だけの環境に慣れていった日々は今でもありありと思い浮かべるものですが、さすが幼い子供。周りの環境に慣れるのにあまり時間はかかりませんでした。それ以来、アメリカの隣国カナダ、中米のニカラグア、アジアの韓国と日本などでそれぞれ短くない期間を過ごしてきましたが、やはり幼いころに叩き込まれた「異文化交流への親近感」を活かせるのが助かったなと思います。

 

ICCという場所

ということで、早稲田大学国際コミュニティセンターに入った時には『これから国際交流をやってみたい』というより、『すでに国際交流に関心を持っていた』からICCに応募したと言ったほうが正しいかもしれません。早稲田の大学院で研究しながら、いろんな国の学生が多く行き交うキャンパス内で働けるのが応募に際しての最大の魅力でした。

実はこういった学校内での国際交流は僕にとって初めてではなかったのです。学部時代にカナダの出身大学のInternational Centreのボランティア・スタッフとしていろんなイベントや企画に参加したことがありました。イベント参加によって、世界中の留学生と仲良くなり、彼らのバックグラウンドについて多く学ぶことができました。早稲田大学在学中に似た体験をしながら、カルチャーexperienceとして日本人のスタッフと日本の仕事場を経験するという機会を逃がすまいと応募しました。そしてめでたく、2009年4月にSSLとして内定しました。

ICCにはフルタイムスタッフ(以下FT)がいて、学生スタッフリーダー(以下SSL)がいます。ICCが運営しているイベントの多くがSSLが企画しているもので、日々のシフトではこれらのプランニングや準備を進めていきます。僕はスペイン語と英語のネイティブなので、スパニッシュ・アワーとイングリッシュ・アワーの担当を務めさせてもらいました。このランゲージ・アワーでは月に二、三回という頻度で参加者とお茶を飲みながら、一時間で英語やスペイン語で会話を楽しみました。コリアン・アワーでは、サポーターを募ってイベントを運営しました。僕は6ヶ月くらい韓国のソウルに留学した経験もあったので、第二外国語として人気のある韓国語のランゲージ・アワーをやろうと思いましたが、自分で韓国語での司会ができるかどうか自信がありませんでした。そこで、ICCのメーリングリストでサポーター募集のメールを出し、サポーター希望の韓国人留学生に協力していただいてコリアン・アワーを開催することができました。

 

ICCでのイベント

SSLに応募するとき、イベント企画書を二つ提出しなければなりませんでした。内ひとつはアメリカのお笑いを紹介するイベントでした。SSLになってからも、実際このイベントを開催したいと思いました。しかし、アメリカのお笑いについて語ってくれるスピーカーを誰にするかということで悩みました。結局FTのネイサンと相談してみたところ、渋谷を中心にアメリカ風のお笑いのショーを行っている劇団 “TokyoComedyStore”の代表、Dave Gutteridgeを招待してみることにしました。メールで彼と連絡をとり、イベントの趣旨を伝えました。その後彼に会ってイベントの日程や、内容の最終確認を行いました。イベント当日、集客にちょっと不安になりましたけど、当日会場の準備をしているうちにお客さんが思った以上にたくさん集まってくれたので嬉しかったです。

 

ICCの大型企画

ここまでは自分が担当したイベントについて書いてきましたが、ほかのSSLの企画イベントのバックアップサポートなども頑張って取り組みました。「北欧カフェ」、「浴衣パーティー」など、イベントにはやはり担当者の趣味や興味が反映されます。普段大隈ガーデンハウスで行われるイベントとは別に、規模の大きいイベントもあります。例えば、2009年夏に開催したWaseda Global Festival。大隈講堂のステージでは、早稲田のサークルが国際的なダンスパフォーマンスなどを披露し、大学祭のような楽しい雰囲気となりました。また、2009年の12月に開催されたワークカップもその例です。サッカー日本代表の岡田監督を迎えたイベントで、その講演の前に学生参加者が自分たちで撮影、作成した、各国の「働く価値観」についてのショートフィルムを上映しました。ICCのスタッフ全員が一心同体になって成功に導いたこのイベントも、元々は僕の同期の学生スタッフリーダーの企画です。これでICCで学生が持つ実現力が見えるでしょう。

 

最後に

ここまで学生スタッフリーダーがICCでできることについて、できるだけ僕の体験に沿って述べましたが、まだ十分に伝えることができたかどうか自信がありません。一年近く国際コミュニティセンターにいた僕が、早稲田大学の大学生活の中で貴重な経験ができたというふうに思うのは、大規模なイベントやテーマカフェの企画や運営のためだけではなく、むしろ日々ラウンジに来てICCについて尋ねる学生たちとのやりとり、他の学生スタッフとのミーティング、オフィス内でのチームワークなど、日本の大学生活では普通は体験できない窓口を見つけたという点です。この気持ちが伝えられたらうれしいです。

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