ICC (Intercultural Communication Center)早稲田大学 ICC(異文化交流センター)

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アニメでつながる、異文化と夢の出会い:『アニメでつなごう!』 参加者レポート

陳 沢浩
先進理工学部 物理学科

元々アニメに興味があり、日本に留学してきました。そんな中、早稲田メールで馴染みのある声優さんのイベント開催情報を目にした瞬間、参加することを決めました。

開催当日は演習の課題もありましたが、半分ほど終えたところで急いで会場へ向かいました。まず印象に残ったのは、学生企画者兼MC兼イラストレーターのマナさんでした。私と同じ中国出身で、しかもわずか21歳という若さで、これほど流暢な日本語でイベントを司会されていることに大変驚きました。まさに才能と度胸を兼ね備えた方だと感じました。

登壇された劉セイラ先生は、非常に親切で、終始和気藹々とした雰囲気の方でした。もともと日本に来られた理由の一つは、私たち来場者と同じくアニメへの興味だったそうです。しかし、想像していた「アニメの国・日本」とは異なり、日本の学生が皆アニメファンというわけではありませんでした。それでも、異国の地で自分の夢に向かって努力し続ける姿は、私たちにとって大きな励みとなりました。

実際に台本を読んで芝居をするパートでは、なんと二名の方がプロレベルを彷彿とさせる演技を披露してくださいました。しかもお二人は、先輩後輩の関係にあるようでした。

私自身も趣味として友人と特撮関係者のイベントを開催したことがありますが、それでも今回のイベントには強い感銘を受けました。イベント終了後にはマナさんと連絡先を交換し、今後また文化交流につながる何かを共に企画できたらと思っています。

 

こころの声に耳をすませば

李 洋洋
国際教養学部

アニメをきっかけで日本語や日本の文化に興味を持ち、日本に来るようになる人はたくさんいると思います。子供の頃から日本のアニメやゲームが好きになった私も、その一人です。今回、ICCが主催した「アニメでつなごう」というイベントを知った瞬間、強く興味が惹かれました。さらに、中国出身でありながら日本で声優として活躍されている劉セイラさんはゲストだと知り、同じ出身地を持つ先輩として、その歩みをぜひ直接聞いてみたいと思い、思い切って応募しました。

イベントは想像以上に面白く、非常に有意義な体験でした。会場に入ってまず目に入ったのは、ホワイトボードに描かれた劉さんのかわいい似顔絵です(劉さんは漫画家としても活動されています)。そして、姿を見る前に耳にしたのは、明るく少年のようなあいさつの声でした。劉さんが登場しました!プロの声を生で聞くと、想像以上の迫力があり、思わず興奮していまいました。

イベントの前半では、劉さんからアニメとの出会い、そして声優を目指すようになったきっかけについてお話いただきました。幼稚園で観た『聖闘士星矢』をきっかけにアニメに好きになり、将来はアニメと関わる仕事に就きたいと思うようになったそうです。さらに、小学6年生のときに『新世紀エヴァンゲリオン』を観て声優の演技力に惹かれて、声優という職業や日本語に憧れを抱くようになりました。その後、夢を追いかけて大学では日本語学科に入学し、日本へ交換留学。大学卒業後も専門学校へ留学のため再び来日し、着実に声優の道を歩んでこられました。劉さんの行動力と努力に感心しただけでなく、夢を追う過程で国や言葉の壁に直面しながらも、常に前向きな姿勢を保ち、多くの出会いに感謝している姿が深く印象に残りました。

後半は、ミニ声優体験でした。自分の声でセリフを読んでみるという挑戦です。短くて簡単なセリフでも、感情や気持ちを込めて正しいニュアンスを伝えることの難しさを実感しました。例えば、「うん」という一言だけでも、素直な「うん」、踏ん張るような「うん」とか、恥ずかしそうな「うん」など、抑揚によって実に多様な表現が可能です。声だけで喜怒哀楽を伝える声優の演技力に改めて感心すると同時に、プロではない私たちも、日常生活の中で誤解を避け、大切な気持ちをきちんと届けるために、口調や言い方といった細かい点にもっと気を配るべきではないかと感じました。

今回の活動を通して、異文化と共通の趣味について語り合う時間は、「言語の力は何か」、「文化の壁を越えられるのか」、「外国語学習にどのような目標を持つべきか」、「人生のできごとにどう向き合うのか」、「憧れとキャリアはどのようにつながるのか」など、さまざまな思考を投げかけてくれました。アニメ文化と声優という仕事への理解が深まり、言語勉強へのモチベーションも高まっただけでなく、心が励まされたように感じます。声にはやはり大きな力があります。自分の心の声に耳を傾けながら、自分らしい道を歩んでいきたいと思います。

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