若狭谷 麻理
国際教養学部
私は今秋、国際教養学部へ入学した新一年生です。英語で学び交流する環境の中で、言いたいことが即座に出てこない、正しく表現できないという悔しさを感じ、自分の英会話力不足を痛感していました。そんな時に出会ったのが、ICCの「English Hour」でした。
English Hourは週に一回、出身や専攻に関係なく英語で話すために集まるイベントです。4～6人のグループに分かれ、自分に合わせて「初級・中級」か「上級」を選ぶことができます。 私は初回、練習のために「初級・中級」に参加しました。そこでは他学部や他キャンパスの話、留学生の日本での生活などが聞けて、予想以上に楽しい時間を過ごせました。9月入学でまだ友人も少なかった私にとって、他の早稲田生と知り合う貴重な機会でもありました。
翌週からは「上級グループ」にも挑戦しました。そこでも多様な人々と出会い、「完璧でなくても、伝えようとすれば意外と通じる」と実感しました。おかげで徐々に自信がつき、毎週この時間が待ち遠しくなりました。
会話の内容に困った時は、ICCが用意してくれている「Dice Talk」というツールが役立ちます。サイコロを振って話題を決めるのですが、特に「自分の名前の意味」というテーマでは、互いの名前の由来や発音を知ることができ、とても盛り上がりました。また、「日本が好きな理由」という話題では、留学生の視点と日本人の視点が重なり、日本の魅力を再発見することができました。
English Hourには多くの留学生も参加しており、英語が母語でない同士、時には日本語を交えて一生懸命話したり、互いの母語を教え合ったりすることもありました。「英語を使えば、母語が違ってもこんな交流ができるんだ」と感動しました。English Hourでたくさんの楽しい思い出ができました。また機会があればぜひ参加したいと思っています。
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